「ギター巡礼」カテゴリーアーカイブ

僕が出会っギターを紹介します。最初はヤマハだけでしたが、その他ギターも紹介しています

ベース用エフェクタ購入

ベット脇の柱に吊しているヤマハのプレベ、実際はネックは中華フェンダーの合体品に埃が積もっていたので久々に掃除したら、なんかネックが反ってる(順反り)してるような気がしたので、んじゃやま、久々に音出して弾いてみようかとvoxのアンプラグbassを挿してヘッドフォンで弾いた。弾き心地はまあまあで弦高が高いちゃぁ高いが、弾きにくいってほどではない。弦高やネックをいじるとオクターブとかまでやらなきゃないから、ま、現状でいいか。と思った。後日、どうせ久々に弾いたんだから音を出そうと、ばあさんがデイケアで出掛けた日の朝にローランドのキーボードアンプに接続、ほぼフルテンで鳴らした。昭和屋敷はその爆音でブレて最高だった。しかし、音が「素」のため面白味に欠けるし、テクがないかた音の粒が揃わない。リズムを入れるもなんかしっくりこない。そんなわけで、zoomのベース用マルチエフェクタを購入。これをつないでヘッドフォンで音色を楽しむというやり方に落着。しばらくいじりまわし指の皮が剥けそうになった。一応は炊事洗濯もすなきゃならないから指の皮が剥けたり、水ぶくれは困るのでほどほどにしている。次はフジゲンのストラトもずっと弾いてないから、こっちもエフェクタ買って鳴らすかなと思っている

FG130をノーマルに戻す

エンドピンはなし
オリジナルに戻った130
マイクを外しました
ラベルが見えます
zo-sanのハムマイク

このブログをスターさせる動機にもなった、今から15年ほど前に盛岡のリサイクルショップで買ったヤマハのFG130。このギターにフェルナンデスのぞーさんのハムバッキングマイクを取り付けてエレアコに改造した。その後、アースがうまくとれず何度も改造を重ねてきたが、今回、そのマイクを撤去してノーマルに戻した。
このギターは盛岡で買った中古楽器なのだが、これと同じ品番のギターを自分は持っていたのだ。しかも、そのギターは中学3年の冬に自分がはじめてバイトして買ったギターで、そのギターこそが自分のギター人生のスタートなのだ。社会人になって久々に音楽やるかって時に、自分が担当したのはベースだった。そのバンドもなんとなく立ち消えてしまい、その後ベース(ヤマハBB2000)はヤフオクの坩堝に消えた。その後はどこからかガットギターを手に入れてポロポロと弾いていたのだが、盛岡での仕事帰りに中学時代にひきまくった同品番のギターFG130に再会したのだった。値段はたったの2000円。ま、定価も13000円だからそんなもんだろう。盛岡の楽器屋で弦とチューナーを買ってきて、家で弾いた時の感動は未だ忘れられない。あの中学時代の音なのだ。そのチープで貧弱な音が「音」の記憶として脳に残っていたのだ。それから、中年アコギ人生がスタートし、いつしかエレキ系のバンドもやった。今はまたアコギ2本、あるいはピンで演奏するけれど。このギターとの再会が晩年の音楽人生を牽引したと言っても過言ではない。今や、所有するアコギは4本。エレキ2本、ベース1本、ジャンクが3本だ。結局10本のギターがある。そんな中で、また昔のFG130に新しい弦を張った。安いちんけな、そのくせ記憶の奥底に響き渡る音がした。あの時15才の少年は62才のズサマになってもギターを弾いている。

フェルナンデス復活

数年前某所から、高校時代私が使っていたフェルナンデスW250を引き揚げてきました。その家の主人にくれてやったのですが、その方が亡くなり押入の奥でカビだらけになっていたのを見つけて、再び引き取りました。しかし、そのまま数年間、仕事場の隅に放置したままで、いつかは直して弾いてみようという気持ちだけでレストアする勢いがありませんでした。そんなある日、仕事も一段落したあげく、数日間仕事場に自分一人という環境が訪れ、フェルナンデスのレストアを開始しました。まずは、サビきったまま数本残っていた弦を外し、ナットやピンなど外せるものをすべて取り外し、マジックリンで拭き掃除。その後フレット、糸巻きなどの金属部分をコンパウンドで磨き、再び拭き掃除。格安の弦を張ってチューニングしてじゃらーんと鳴らしました。意外と悪くない音がして、中を調べたらピエゾのピックアップがついていました。そう言えば、付けたっけ、と何十年も前のことを思い出しました。パワーアンプがないのでピエゾのチェックは出来ませんでしたが、まず、音は出るでしょう。
このフェルナンデスは高校3年の春にバイトで貯めたお金で買いました。宮古にはヤマハしか置いてない小原楽器しかないので、わざわざ釜石まで出向いて,釜石の楽器屋で買いました。その後、どうもフレット音痴のような気がしてトラスロッドをいじりまわしコンディションをダメにしてしまいました。それでもこのギターを横浜のピアノ専門学校入学時に持参し、在学中の貧乏生活を共にしました。糸巻きはヤマハfg用に交換してあり、改造好きは昔から変わらなかったようです。

錆とりは地味です
錆とりは地味です

指板もフレットも激減り
指板もフレットも激減り

フェルナンデスw250のラベル
フェルナンデスw250のラベル

改造で取り付けたヤマハの糸巻き
改造で取り付けたヤマハの糸巻き

弦は張ったがペンチがない
弦は張ったがペンチがない

完成してこんな感じ
完成してこんな感じ

懐かしいギブソン

pcデスクトップのファイルを整理していたら、懐かしいギブソンLG-1の画像が出てきました。1956年製の枯れたいい音でした。つーか、枯れ過ぎて自分の手元に置けばそのまま朽ちるようなギターでした。結局、買った値段とほぼ同じ価格でヤフオクの坩堝へと吸い込まれて行きました。このギターと過ごした数年間は震災もあって相当に辛い時期でした。この画像を見るとあの頃が蘇って心が痛みます。今は、どこで誰に抱かれて音を奏でているのでしょうか。いつか、お金の余裕があったらまたギブソンを欲しいものです。ま、きっと無理ですけど。

以前の愛器Gibson LG-1です
以前の愛器Gibson LG-1です

アンプラグBassの感想

3個目のvoxアンプラグ、amplug Bass2を購入しました。以前はキター用のクラシックロック、AC-30の2個を練習用に使って結構楽しく遊んでいたので、ベース用も購入となりました。しかも、以前は結構お高かった価格もバージョン2となりかなりプライスダウン、しかもリズムまで付いているというではありませんか。んで、弦やハーモニカホルダも含めアマゾンに注文、到着したので早速試してみました。

その感想は…。ちょっとがっかりでした。ベースの魅力である最大の音圧が低い。ハイゲインモード全開でも思った通りの音がしないんです。自分のベースのピックアップの性能が悪いのかもしれませんが、物足りませんでした。ローゲインなんてギターの低音より低くて面白くありません。リズムは3パターンだけど、まぁ、練習にはいいかなという程度。速度は聞いた感じで合わせるだけなので、正確な速度は得られません。今度、こいつを友人宅に持って行って、友人のベースで試してみます。それでも音圧が低いようなら、おもちゃと割り切って期待はずれだということかな。

3個目のアンプラグ
3個目のアンプラグ

見た目は前バージョンと色が違うだけ
見た目は前バージョンと色が違うだけ

装着の図
装着の図

余裕で2個を挟めます
余裕で2個を挟めます

口琴に挑戦

ここんとこ、楽器に対する姿勢がちょっと変化して、肉体を使う系にシフトしてます。人の身体や肺活量を使う楽器が好みになっています。だから、今、最も嫌いな楽器が鍵盤系のシンセサイザーです。いろんな音が出るけど汗もかかないし雑味も汚れもない音が出ます。甘んじて雑味があったとしても、それも計算された電子的調味料でシラけます。その点、人が身体を使って鳴らす楽器は大変です。まず、簡単に音が出ません。出てもいい音にするまでは相当な練習が必要です。ヘッドフォンも使えないから近所迷惑にもなります。けれど、やっぱ、息づかいとかのニュアンスは最高です。そんな、意味を含め、アメリカ製の口琴を購入しました。なんと商品名はスヌーピーハープ。金属の棒を歯に当てて共鳴板の板バネを指で弾いてビョーンと鳴らします。その音は前歯と頭蓋骨を伝わって口の中に共鳴して舌を巻いたり動かしたりして音域を変化させます。初日は歯が痛いだけでしたが、ちょっとはコツが掴めました。ラマ僧の読経のような音を出すまではまだまだ練習しなければなりません。気長に頑張ります。

スヌーピーハープと書かれた口琴の箱アメリカ製
スヌーピーハープと書かれた口琴の箱アメリカ製

ステンレスの共鳴バーと共振するバネ
ステンレスの共鳴バーと共振するバネ

yamaha pb400最悪の状態/その4

最後の部品ナットがメール便で届いて、早速、弦を張って鳴らしてみました。心配されたフレットオンチの症状は感じられずまずは一安心。ネックも丁度よい状態でトラスロッドをいじる必要はないようです。オクターブ調整は必要でしょうが、ひどい狂いではないのでこれは後日に。あと2弦、3弦の弦高がちょっと高いみたいなので少し下げたいと思いますが、これを回す細い六角レンチがないのでこれも後回し。ま、とにかく、苦労した甲斐あって、プレベは再生されたようです。どんな弦が合うか判らなかったので、サウンドハウスのベース弦の中で一番安いのを買って張ったのですが、これは細すぎました。音がジャズベっぽくなってます。これも、後日吟味して選びたいと思います。で、あとは自分の腕を上げるだけです。

手っ取り早くアンプラグAC30で鳴らしてみた
手っ取り早くアンプラグAC30で鳴らしてみた

ナットはぴったりでした
ナットはぴったりでした

ピックアップはまずまずのレスポンス
ピックアップはまずまずのレスポンス

サドルとブリッジ
サドルとブリッジ

見た目もかっこよくなった
見た目もかっこよくなった

弦高、オクターブは未調整です
弦高、オクターブは未調整です

yamaha pb400最悪の状態/その3

トラスロッドが折れているという最悪の状態だったので、このままヤフオクでジャンクとして転売するかとも考えたのですが、ここは楽器としてダメにしてしまうことを覚悟でネックを交換する道を選びました。交換に使ったのはスクワイヤーのpbのネック。これをヤフオクで落札し交換を試みました。最初の難関はスクワイヤーのネックが若干太くてポン付け出来ず、ボディーをローターで削ることに。ホームセンターで木工・非金属用の回転ヤスリを購入し電動ドリルでボディーを削りました。次の難関はネックを固定するネジの間隔がずれていて、そのままではネックとボディーが接合しないというアクシデント。スクワイヤーの穴を割り箸と木工ボンドで埋め、乾燥後これを平らに加工、再度ヤマハのネックを固定し21フレットの位置をボディーにマーキング。スクワイヤーのネックをはめて裏からあたりをつけて取り外し、そのあたりをめがけて1㎝強の深さでねじ穴をドリルで空けました。その後、ネック幅に合わせてピックガードも加工、ブリッジ(サドル込み)を新品に交換、ピックガードを付けてボリューム&トーンのツマミも新品に交換。何とかそれらしい雰囲気になりました。あとは、ナットを付けて弦を張ってオクターブ調整してみるだけ。落札したネックにはナットが付いていなかったので作業はここまで。次はナット取付と弦張りです。yamaha pb400は復活するのか?素人加工のフレットオンチ最悪ベースなのか?もしも、これだけ改造してまともな音がしたら、しばらくは愛着がわいて楽しめそうです

ローターでボディーを削る
ローターでボディーを削る

ネックプレートの大きさが違う
ネックプレートの大きさが違う

割り箸を使って穴埋め
割り箸を使って穴埋め

yamahaのナットを外そうとしてしくじりました
yamahaのナットを外そうとしてしくじりました

メイプルネックがローズになりました
メイプルネックがローズになりました

yamaha pb400最悪の状態/その2

オークションで入手し、サドルのネジが回らないのでサドルとブリッジを交換するため部品を取り寄せました。交換に伴いネックのソリを直すためボディーからネックを外してみたらあら、びっくり。トラスロット回すも何も折れてました。楽器店の中古ではなくリサイクルショップから買った楽器ですから、諦めるしかないけど、トラスロッドが折れていたらネックは使い物になりません。ピックガードを外した時点で、トラスロットを調整する六角レンチの窪みにこじった傷が見つかり、なんだか怪しい雲行きが濃厚でした。おまけにネックを固定しているネジもこの時代の割りに錆びてないニッケルメッキでした。過去に誰かがネックを外しあれこれいじったのでしょうね。ネックを外してトラスロットにレンチを入れたら手応えなし。振ってみたら折れたロットが落ちてきました。回し過ぎてネジが切れたか、変な角度で六角レンチを入れてこじったか、どちらかが原因でしょう。あーあ、2枚張りの安物合わせネックとはいえ、メイプルの指板のプレベを弾こうと思っていたのにがっかりしました。仕方ないからプレベネックをヤフオクで探して再度、再生にチャレンジです。プレベ復活はまだ先ですね。

ねじ切れていたロッド
ねじ切れていたロッド

ま、この時代の配線はこんなもんでしょう。線、太い
ま、この時代の配線はこんなもんでしょう。線、太い

ブリッジ、サドルごと交換します
ブリッジ、サドルごと交換します

やたら新しいネックのねじ。怪しい
やたら新しいネックのねじ。怪しい

このこじり跡がいやな予感
このこじり跡がいやな予感

さて、回そうと思ったら
さて、回そうと思ったら

yamaha pb400最悪の状態/その1

現物に触れず画像のみで判断するネットオークションだからしかたないのですが、落札したyamahaのpb(おそらく1985年頃製造)の状態はあまりよくありませんでした。音はでますがネックの順反りとサドル調整がひどいため弦高が高すぎてものすごく弾きにくいです。しかも調節したくともネジ類が錆び付いて動きません。弦高もオクターブも調整されないまま、弦を張って何年も放置されたようなベースです。そんなわけで、サドル周辺を丸ごと交換しようと思います。ついでに弦を張り替え、欠品のツマミも新調します。サドル交換に伴いパーツを外しネックの反り調整もしなきゃ。年末年始のお楽しみですね。

サドル全員死んでます
サドル全員死んでます

ネックは順反り
ネックは順反り

凄い擦り傷
凄い擦り傷