巡礼のおまけYAMAHA BB-2000

GWに古いマックをオークションに出すため久々に起動させました。いっぺんに2個のHDがクラッシュしたままかなり昔に現役を退いた青白G3マックです。初期化する前にオークションフォルダを調べたら、なんと伊万里や九谷の骨董陶磁器に混じって、数年前手放したBB-2000の画像が3枚だけ見つかりました。オークションではこの3枚に加えhtmlで画像を5~6枚ほど追加したのですがそのフォルダはサーバーで削除してしまってるので消失です。もしかしてデジカメの原稿があるのでは…とフォルダを探ったのですがマックのちっちゃなHDにそんなもの残しているはずなどないわけで、BB-2000の勇姿はこの3枚だけとなりました。このベースで色々と弾きました。ロックっぽいのからムード歌謡まで。自分の場合へたっぴで早弾きとかチョッパー弾きとかあまりできなかったけど、ベースってたまにですが、アンサンブルしててすごく気持ちいい時があるんです。まっ、どんな楽器を弾いていてもハマる瞬間ってあるんですけどね。
BB-2000でバンドをやっていた頃はテクノポップの全盛期で、後にMIDI規格が発表され一般ユーザーも打ち込みに熱中しました。私はPC98のballade2、cue+、ローランドのMC500mark2でひたすら打ち込んでいた時代です。すべての音楽は数学で割り切れると勘違いしてました。バカですね、結局、打ち込みは最後まで打ち込みで、手弾きの味にはやはりかないません。ベースも色んな音色でただ単に上手なんです。人間らしい下手さがないいんです。
BB-2000の仕様は次の通りです。ピックアップ(フロント)Wポールピース・スプリットタイプB-I×1(リア)バーマグネットタイプB-II×1、胴・アルダー+メープル+マホガニー、ネック・メープル+マホガニー、指板・ストライプドエボニー、スケールは860mm、ワンピース構造、重量4.5kg、当時価格・150,000円也。1980年頃、ジャックスの24回均等払いで購入。2006年怪獣ソフビ購入資金としてヤフオクで売却しました

FG130改造しました・その2/ZO-3のハムバッキング取り付け

FG130にグヤトーンのピエゾピックアップGP-1を取り付けましたが思ったような音は得られませんでした。そこで次なるFG130改造はなんと、FGのサウンドホールにアクリル板のブリッジを渡しそこへエレキギターのピックアップを取り付けてアコギとエレアコの中間みたいなギターにしようというプロジェクトを思い立ちあれこれ試行錯誤しながら数週間が流れました。
実は、アコギにピックアップをつけようと思ったとき最初にチョイスしたのが某有名メーカーのハムバッキング型のピックアップでしたが、価格が高いことと駆動が環境破壊につながるボタン電池とういのが気になって二の足を踏みました。ま、もっとも高額な価格と購入後の失敗感のギャップが大きいような予感がしたからです。そこで失敗しても痛手が少ないグヤトーンのピエゾにしたのですが、こちらはFG130のギター本体が合板なこともあり、プリアンプを通しても気に入った音は出ませんでしたし、ライブでの音だし段階で「音が固い」「高音がきつい」などPAを通しての評判はいまいちでした。
そこで思いついたのがエレキ用のハムバッカーをアコギにセットする改造です。まず、ヤフオクでジャンクなギターを物色し1200円でピックアップが残ったジャンクのフェルナンデスのZO-3を落札、このギターのピックアップを型紙にFGのサウンドホールに合わせてアクリル板を加工しました。加工は簡単でしたがピックアップをセットしてサウンドホールに固定するのが至難です。これは自作のアクリルステーと、市販の金属ステーを使ってなんとかクリアしました。穴とか空けるのはいくら安いギターでも抵抗ありますからね。
グヤのピエゾは内側でエンドピンのステレオタイプのピンジャックでつながっていますから、ストラップピンはそのまま流用、配線はハンバッカーから出ている赤・白・モジャとピンのホット&アースを色々組み合わせ、何度も失敗してやっと正解の配線を発見し、駒下に金たわし(ボンスター百均で購入)+ガムテで作った弦アースからの線をアースに接続。この部分にエンドピンで押された弦のポッチが触れてアースするわけです。ま、こんな感じでめでたくハムバッカーアコギが完成しました。音はというと、エレアコとソリッドとアコギを混ぜたようなもんです。冗談でZOOMのエフェクターなんかもつないでアコギでメタルな音も出して遊びました。できれば上品な空間系のエフェクターをかましたいものです。ちなみにまだプロトタイプ状態ですから金たわしのアースがイマイチなようで調子が悪いと5弦にアースが効いていないらしく弦から手が離れると「ジー」とかすかなハムノイズが出ます。こんな改造はアコギとしては邪道でしょうが、安いギターを改造して楽しむのもひとつのアコギ道ではないか…と、思います。改造の課程はスライドショーでどうぞ。今回、音はアルペジオ。若干エレキ寄りですがアコギらしさも健在。再生はYAMAHAの小型モニタ・MS101に接続してボイスレコーダーで録ったものです

▼FG130+ZO-3ピックアップ

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アコギにハムバッカー改造の後日談はコメントとして随時更新しております。興味のある方は覗いてみてください(^^)