3.11は街角ライブ

東日本大震災が起こった3月11日、あの日から僕たちは何かが変わってしまったのは事実です。明るく振る舞ったり、落ち込んだり、助けたり助けられたり…。いまでも街は津波の傷跡が残ったままで復興とは名ばかりの、建設バブルの状態です。市民や一般ピープルにとって超大型水門や防潮堤の必要性などあまり興味はないわけで、復興と政治やお金が浮き沈みしているような図式がもろ見えです。けれど、3.11は今後も記念日になるわけで、リアルタイムであの災害を経験した自分らは何かしなきゃと思っていました。そこへ、何かしようぜと話しかけてきたのが、長年の友人・盛岡の高橋くんでした。高橋君とはアコギで公園デビューなんつー造語も岩手公園で勝手に演奏しようという企画も二人で飲んではじめたわけで、3.11のストリートライブも「よっしゃ」という感覚で企画がスタートしたわけです。