1月18日(日)宮古のバンド・ディンプルズがホストになって、宮古・カントリーズカフェで開催されたライブ、第2回リアスコーストサウンドミュージックに「三上&横田」で参加しました。このイベントは昨年他界した旅のレコード屋・寅次郎ことブルース大王・自称ロックンロール研究所所長、杉下裕(享年51)を音楽で追悼し、アマチュア音楽に対する彼の思想を末永く語り伝えようというもの。今回の参加メンバーはバンド、ドラム、音楽イベントなどで故人と親交があったグループ12組が参加。ジミヘンコピーバンドからパンク、ブルースなど各ジャンルが思い思いに演奏し、和気あいあいの雰囲気で楽しいライブコンサートになりました。「三上&横田」は50過ぎのオヤジ二人なのに最後の出演。故人が育った「愛宕」の懐かしい風景を歌った「旧館れげぇ」、偶然、会場に来ていた故人の幼なじみ木村カッツ氏を加えての「本家・鮭だハナマガリ」、「愛宕でlet it be」、最後に「宮古弁さいならぶるーす」で20分に及ぶ大セッション大会へとバトンタッチしました。今回はイベントの性格上、アコギのイメージからちょっと外れますが、とりあえず音源と数枚の写真をアップします。興味のある方はどうぞ。
イベントに参加して思ったことは、我々老兵は去るのみ…。と勝手にしぼむのではなく、ちゃんとした形と心意気で次の世代にアマチュア音楽のハートを受け渡さないとだめだな、というい事でした。目は老眼で、打ち上げのお酒もめっきり弱くなったのですが、幸いにもまだ指も動くし、のども快調です。オヤジたちに残された時間は限られていて、いつギターとさよならする日が来るのかわかりませんが、今年も若い人たちの邪魔にならない程度の音楽活動を続けようとオヤジたちはガラにもなく心に誓ったのでした
▼本家・木村かっつさんの「鮭だハナマガリ」
▼宮古弁さいならぶるーすセッション大会(演奏時間24分)