自作猫じゃらしで遊ぶ

食いつき抜群
親猫まで釣れる
黒は警戒している
猫じゃらしを作った

仔猫を発見したので、コミュニケーションにために猫じゃらしを作った。エサ部分は今の親が仔猫だった頃に使って、壊れてしまった猫じゃらしの「毛」部分。たぶんウサギの毛皮だと思う。これは猫族にとってたまらない素材だ。ひもは手頃なのがなくて釣り用のテングス。これはポスターととか小物をポップで飾るときに昔購入したものだ。あとは、針金と、園芸用の支柱だ。これで猫が釣れるはずだ。んで、二日後、仔猫たちがいたのでまずはエサをあげてから、この猫じゃらしを試した。食いついたのはキジトラ二毛だった。残りは興味は示すが隠れ家から出てこない。それでもしつこく誘っていたら、なんと親猫のトラ子の方が掛かった。ちょっとあんた、大人じゃんか。…やはり、この毛と動きは猫にとって居ても立ってもいられないんだな。いつかはまた壊されるだろうけど、それまでじっくり遊びたいものだ。

ポスター使い回し

8月はアラ還ライブ
すとぅーぱは13日に
サンホームは28日に

7月のライブは3本あるのだが、月半ばの「すとぅーぱ」という喫茶店でのミニライブ用にA3のポスターを作ったのだが、これを、改造して月末の「サンホーム」のライブの告知ポスターにした。ほぼ同じデザインだ。すとぅーぱでのライブはチケットも作っていない、クチコミだから、何人入るのかわからない。15人入ってくれればたすかるんだけど。月末のサンホームは老人介護施設だから人はある程度いるんだけれど、ウケるかどうかは微妙なところ。宮古弁の解説などやりながら、とっぷりとやるしかない。その日は夕方から、夏祭りのステージでダブルヘッターで演奏する。8月は盆過ぎに、田老の美保子さん企画のアラ還ライブ。もう還暦過ぎたけれど、こりずに出演。以前に呼ばれた時はアラ還だったな。その時は「りりぃ」をやったっけ。もう3年ほど前のことだ。
先日カントリーにピアノ調律に行った時に見たら、8月のライブ予定の中に入っていてポスターが貼ってあった。久しぶりに盛岡の高橋くんと一緒に、かつての「潮吹き温泉BAND」のナンバーを演奏することになりそう。それまでに、出費がかさむお盆をクリアしないと。

仔猫発見

こいつが母猫
黒猫はすばしこい

根っからの猫好きの僕は今まで何匹もの猫を飼ってきたのだが、事情があって自宅を出て実家で母親の介護生活をするようになり、猫を飼えなくなった。そんな折り、会社にまだらの三毛猫が流れてきた。そいつにエサを与えて可愛がっていたら、四匹の仔猫を産んだ。その中の一匹、やはり総トラの雌が会社周辺に住み着いて、そいつにエサを与えているのだが、そいつがまた子を産んだ。先代の母猫はもういなくて今は二代目と三匹の仔猫がいる。仔猫らはまだ人に慣れておらず、エサは食うけれど触らせてくれないから雌雄の判別はつかない。色は母親と同じ総トラ、白のキジトラ、真っ黒の三種。一番警戒心が強いのは黒毛のヤツですばしこい。ここまで生存競争を生き抜いた三匹、そしてこれからも厳しい競争を生き抜かねばならない三匹の幸運を祈りたい。ほんとは全員連れて帰りたいが、さすがにボケ老人がいるわが家では飼えない。すまぬ。

毎朝目眩でクラクラ

頭は悪いが異常なし
頭の写真を見る
ctスキャンに入る

実は、ここ二三日体調がおかしい。朝起きてベットから出ようとすると、強烈な立ちくらみ(目眩)が襲ってきて、とても立てない。その目眩は20秒ほどでおさまるのだが、軽い吐き気も伴う。低血圧は子どものころからだが、今までこんなことはなかった。もしかして60にして脳梗塞?きちゃうのか?それとも心臓、止まったりすんのか?
目眩はベットから出て朝食を作ったりしているときも不意にやってきて、目の前が暗くなり景色が右回転で(若干5度ほど傾いた感じ)急回転する。車やバイクを運転中にこれがきたら、絶対ヤバイなと思ったりする。そんな不調も午前10時頃にはおさまって、通常の感覚になって、こうして仕事をしたり原稿を打ったりできる。年をとれば、心臓の押し出し力が弱くなって、朝は脳に血液を勢いよく回せなくなるという。そんな心筋の低下による症状なのであれば、しかたないが、耳の耳石関係による平衡感覚の失調なら大変なことになる。まずは、内科医院の診察を受けないとな。老化してゆくってこんな感じなんだろうな。後日、ばばあかかりつけの、内科医院に行って診断してもらい、目眩止めの薬を処方された。これで落ち着けばいいが、だめなら紹介状を書いてもらい、最新のMRIだな。金もかかるが、身体が資本だから仕方ない。

町内会の班長が廻ってきた

怪しい防犯連絡所

なんと、生まれてはじめて、町内会の会合に出席した。本来、町内会などに興味もないけれど、班長という係が毎年順番でやってくるのだ。今年は、僕の番だ。広報や回覧板が15部届いて、これを近所に配ったり、町内会費や班会費を集めなければならない。その、町内会費を集金する袋と領収書を会合で配るというから、出ないわけにいかず、町内会館に行ってみた。15分前に行くとすでに役員らしき人がいて、カラオケで「女のみち」なんかかけている。なんかの幕や色褪せた写真、賞状などが飾ってあって、町内会の歴史がひしひしと伝わる。亡き、僕のオヤジは町内会が命の人で、まーなんつーか色々な役を歴任していたが、それも歳には勝てず…。残った母親はオヤジが逝って5年ほどで認知症になった。今はもう町内会なんてダメだ。そこでしかたなく僕が班長をやるわけだ。めんどくさ。

空き部屋の改造計画

空き部屋を掃除した
額を変えて模様替え
怪獣総進撃のポスタ
時代箪笥を売却

昭和屋敷の二階に住んでいるのだが、自分が住んでる納戸と6畳間を組み合わせた部屋の他に6畳が二つ連結した12畳がある。この部屋にはばばあの服やタンスをおいてしばらく様子を見ていたのだが、同居5年経ってそこにある服や寝具に関して問われることは一度も無かったので、昨年かなりの量の衣料品や寝具を廃棄した。その量は1トンは越えたと思う。で、少しは広くなったついでに三竿あった時代タンスを知り合いの中古屋さん引き取ってもらった。これで6畳間が丸々空いた。さて、ここをどうするか?できたらタタミを廃棄して板の間にしたい。しかもアンティークな。よくあるフローリングを張るのではなく、学校の廊下みたいにしたいと思うのだが、手間も暇も金もない。じっくり作戦を考えようと思う。掃除のついでに寝ている元納戸のT字部屋に飾っている額を変えた。怪獣と東映アニメヒーローで気分転換になった。

練習が飲み会となる

最初はちゃんと練習
やはり飲むか、日本酒
曲セットリスト
新曲もある

夏祭りのイベント出演依頼がきた。うにまるで28日日曜の夕方のステージだ。おりしもその日は、老人介護施設サンホームでも午後からライブをする。ダブルヘッターね。そう言えば去年もそうだった。花デアエルのイベントに参加し、翌日が夏祭りのステージだったけれど、強風でステージ設営が困難となって、夏祭りの方は中止となったのでした。時の流れは早いです。ちなみに、7月の上旬には、知り合いの喫茶店で15人ほどのミニライブもやるし、8月中旬にはアラ還ライブに呼ばれた。ここではピンと盛岡の高橋くんと久々のコンビで演奏する予定。当面は喫茶店ライブに向けて某日練習をしたのですが、途中から飲み会になり、翌朝はちょっと酒が残ってました。それでも、いつも通り朝食作って、掃除と洗濯、ゴミ出しをやった。介護の身ではハメは外されません。

アメフリバナとホタルブクロ

野趣あふれる花の色
白も咲いていました
家ではドクダミが満開
側溝脇に咲いていた

朝。可燃ゴミを出しに行ったら、側溝脇にホタルブクロが咲いていた。白や薄紫のじゃなく、ちょっと毒々しい赤紫のやつだった。心なし筒状の花も長い気がした。子どものころ、アメフリバナという謎の花があった。梅雨の時期に野山に行くと、白い可憐な花が咲いていてこれを摘むと、必ず雨が降るというジンクスがある花で、きっと白のホタルブクロのことだったのかもしれない。側溝に咲いていたのは赤紫というより暗褐色で、その色は高原にうなだれるように咲くオキナグサの色に近かった。子どもの頃は変わった花を見つけただけで大興奮だったものだ。ちなみに子ども時代、通学途中で白色のムラサキツユクサの群落を見つけて内緒にしていた。ムラサキツユクサはエンドウ豆の花に似たような空色の花をつけて、それをトンボが食べると信じられていて「トンボグサ」の名もあった。僕が見つけたのはそのムラサキツユクサのアルビノ(色素が欠落した異端種)だったのかも知れない。ある時、当時の親友だった「正ちゃん」にすげーの教えっからと言って、その白いムラサキツユクサの群落を教えたが、彼はまったく興味を示さなかった。そんなもんだね

6月の野山で収穫する

取ってきた山椒の実
最後の仕上げ
栃内浜で山椒収穫
下から見るとこんな
葉っぱの裏に実がある
明らかに柑橘類です

6月の野山はに黄色の野いちごが実る。これがウニの卵巣に色的に似ているから、どこかの風流人がウニを放した潮汁を「いちご煮」などと言ったもので、ウニを「いちご」と言うようになった。ただ、とちおとめ、紅ほっぺなどの赤いいちごではなく、あくまでも野いちごを指す。この時期、山には山椒も実る。あのツーンとくる刺激臭が好きで、毎年取っては冷凍保存し、丸美屋麻婆豆腐を作る際は必ず入れる。以前は豆板醤やドウチなどを吟味してより中華系な麻婆豆腐を目指していたが、今は、基本に戻り丸美屋だ。本当はリケン食品の「まぼちゃん」の方が好きだが、宮古のスーパーでは販売していない。売っているのは宮町の大村商店などマイナーな店なのであまり行くことがないのだ。高校を卒業してピアノ技術の専門学校に入った当初、上京して初めて女の家で夕食をご馳走になったが、その時のオカズが麻婆豆腐だった。しかも、リケンのまぼちゃん。恥ずかしい話、僕はそれまで麻婆豆腐なる料理を食ったことがなかったのだったからカルチャーショックだったのだ。そんなことはどうでもいい。山椒は雄株と雌株があって、実がなるのは雌の木だ。先日、ズサタンで三陸潮風トレイルコースの田老~樫内を歩いたのだが、その時、栃内浜から佐賀部へ向かう小径で山椒の実を発見。取材を忘れて、つい、収穫に熱中してしまった。
山椒は水で洗って実を取って掃除して、熱湯で軽く煮て冷水にとりペーパータオルで水分を取ってジップパックに入れて冷凍する。使う時は凍った状態で包丁で刻み炒めて使う。豆板醤のキツイ辛さより、柑橘系の刺激的な香りと味がくせになってしまう。これさえあれば丸美屋でも最高の麻婆豆腐に大変身、間違いなしだ。
会社の駐車場の裏にあり畑の脇にはスグリがなっていて、今、赤く色づいて食べ頃だ。小学校の時に年上の子とどっかの家のスグリを食べたとき「赤いのは毒があって腹が下るからみどりのやつを食え」と教えられ、緑のスグリを食って下痢をしたことがある。当然ながら赤い実は年上の子が食っていた。やられた…、スグリにはそんな思い出があってあまり触手が伸びない。きっと砂糖で煮たら旨いんだろうな。

一ツ石山の廃虚展望台と猿屋裏湿原

一ツ石山の廃虚展望台
一ツ石山三角点
廃虚から早池峰を望む
猿屋裏湿原
モウセンゴケ
大仁田牧場の牛

もう、何年も前からタイマグラから荒川高原に出て遠野に到るコースの途中の山の上に建物があるのを確認していた。そこへ登ってみたいものだとずっと思っていた。が。しかし、近年、その建物が道路から見えなくなった。朽ちたのかと思ったが、何のことはない山に植栽されたカラマツの背が伸びたため見えなくなったのだ。山の名前は一ツ石山。標高はしっかり1000mを越える。旧川井村と遠野市を隔てる境界線の山で、南側には高山湿地帯がある三垂牧場(さんだりぼくじょう)がある。Googleのマップで航空写真を見ると、山の頂上には今も施設らしい建物があるようだ。聞けば、この建物は昔、遠野市が建てた早池峰山を眺望する展望台だったようだが、あまり利用されず、後に斜面にカラマツを植栽、その枝が張ってそれまでの登山道が消滅し近年は誰も行かなくなったらしい。いるのはシカのみ。高い所と廃虚が好きなズサタンとしては見ておかなければならない施設ではないか…。と言うわけで、ちょっと藪漕ぎしてみますか。ついでに、荒川高原から早池峰登山口の小田越に向かう途中にある猿屋裏湿原も散策して、モウセンゴケを撮影した。ちなみに猿屋裏という地名は猿(モンキー)とは無関係の当て字らしく、去り屋が転訛したらしい。去り屋とは姥捨てのデンデラ野であったか、遺骸を捨てた化野(あだしの)であったのか。