サナ子の子どもたち

冬に産まれたサナ子の子どもたちサバトラ2匹はどうやら自然に淘汰されたみたいだ。グレトラはちょっと珍しいから誰かが拾ってくれたという希望的カンソクもあるが、やはり自然は厳しい。ノラネコ界において1年を生き抜くことは、人に対する適度な接触と警戒、そしてか運をもっていないと生き残れないのだ。そうやって淘汰されることで地域の生息バランスや生存競争も安定するのであろう。と言ってるうちに、春のサカリでサナ子の腹が大きくなっていたが、5月にはスッキリしていたからどこかに産んだのだろうと思ってはいた。産まれてすぐの仔猫の天敵は多くその中でもカラスは最大の天敵だ。サナ子の子もカラスに捕られたであろうと思っていたら、なんと3匹ほど引き連れているところを目撃した。うち2匹はそそくさと逃げたが二毛の仔猫が蒔いたエサを食っていた。サナ子の兄妹の二毛はもうオトナの雄猫でたまにエサをあげるが体重は3キロぐらいはある。今度の仔猫は姪っ子になるが、毛色から想像するに雄であろうからいつかは敵同士になるのだろう。ノラにとってエサは少なくなるが夏の方が生存率は高い。どこまで頑張れるか見守るしかない。

willが10万キロ突破

6万5000キロほどの走行距離だった中古のwill-viは二度目の車検で9万7000キロほどを走った。購入したのは前納ビスタアルデオのフロントガラス飛び石が2015年で取り替えたから、もう6年もwillに乗っているんだ。約4万キロを走行しマフラーやら色んな所を修理したが、無事に10万キロの節目となると思って、その時は記念写真を撮ろうと思っていたら、このたび自動車保険の更新で走行距離を調べたら、がーん、いつのまにか10万キロを79キロオーバーしていた。一応写真は撮ったがゼロが並ぶところを撮りたかった。前に新車から乗った日産エスカルゴの時は10何キロ、20万キロで写真を撮った。そうそう、昔乗っていたVWワーゲンType1の時もオドメーターに000000が並ぶ写真を撮ったな。この時は1968年式の車両だったから30万キロだったかも。自分的にはクルマの所有は長い方で、そのために飽きの来ない変わったクルマを選んで乗る。ま、ワーゲンは別としてみな国産車ですけどね。今のwillも飛び石でガラスに傷がついて1月の車検前にフロントガラス交換をした。車両保険を使ったけど免責で5万円の出費。震災復興もいいけれど、ダンプが落とす石で飛び石喰らった人は結構いるはず。自分はビスタとwillと知り合いのラパンを運転中にやられた。しかもビスタの時はヒビが入ってどうしようもなかったし、willは前々回の車検前日だったこともあり、車検後2万5千円でリペアしたのだが2ヵ月でそれが剥がれ、今回の車検で交換となった。踏んだり蹴ったりもいいとこだ。トンネル工事現場の出入り口はちゃんと掃除して欲しいもんだ。

二階で猫を飼う

家の二階は洗濯物を干すための屋根があって雨があたらないから、そこにダンボールを置いてボロ布を敷いたらノラ猫の寝床になった。エサや水もあげているうちに今は慣れて半ノラ状態だ。かわいいのだがノラの宿命でもあるダニやノミ、そしてお尻から出てくるサナダムシが気持ち悪い。仕方ないから会社でエサをやっているサナ子(サナダムシのサナ)にも処方した犬猫用虫下しを飲ませた。体重も計ってないから、一包全部だと怖いんで半分ずつ2回に分けてチュールに混ぜて処方。そのせいもあって今は尻尾やお尻付近に虫は見かけなくなったようだ。ただ、こまったことに半生オヤツのチュールを食ったら、ドライフードを残すようになった。猫はおいしいものを食べて口が肥えると際限がないから、ここはねだられても我慢してドライだけを与えなんとか元にもどした。最近では部屋にも入ってきて自作の猫オモチャでも遊ぶようになってますます楽しくなった。母親には知らせてないのでくれぐれも下の部屋に行かないよう戸締まりを厳重にしている。すでに2回ほど下の部屋に入られますが…。

ああ、昭和風呂

増築マニアの父親は風呂も何度か増改築した。一番最初の風呂は薪で沸かすタイル張りの小さな風呂だった。子どもの頃から銭湯だったので、家庭風呂というのは夢のようだったが、その狭さ、面倒くささ、そして冬場の寒さは辛かった。そんな風呂は台所の改築に伴って改造され広くなった。なんと洗い場は三畳ほどあって、お湯の出るカランは三ヶ所だから、最低3回の改良がされている。そのくせ鏡はない。湯船は昭和色豊かなステンレスの浴槽が嵌っていて、これがかなり深い。ばあさんはこの深い湯船に入れないし、週三回のデイケアで入浴サービスを受けているため、家の風呂を利用するのは自分だけだ。昔は風呂にたっぷり湯を入れて入浴すると嫌みを言われたが、今は一人だから湯をたっぷり張って、水圧を味わい入浴する。窓も2箇所あって換気もいい。ただ問題なのはタイルの掃除が大変なことだ。最近は洗い場と壁の目地のセメントが劣化しタイルも所々剥がれている。そんなわけで修理を敢行した。ホームセンターで浴室用の白色セメント2㎏入り640円と幅広のマスキングテープを購入。セメント500グラムをナイロン袋に入れ水125ccで揉み込み。ケーキ用のパレットナイフと油絵用のナイフで剥がれた場所を補修して痛んだ目地に沿ってセメントを盛った。テープで養成し、濡れタオルで拭きながら修正し完成。乾燥まで4時間と書いてあったが、丸一日放置。ばばあの汚れた下着の洗濯や身体を洗うのは水を抜いた浴槽の中で済ませた。翌朝、再び修正して完了。昭和屋敷で暮らすのはレトロ感があって落ち着くが、このような補修は多々あり、これも楽しみに考えないと暮らして行けないのであった。

みやここけし

仕事で発行している雑誌の表紙に数年前に買うあぐねた「みやここけし」の写真を使って、表紙の解説を書いた際、もしも、市内で同型のこけしをお持ちの方がいたら幾ばくかで買い取りますと書いたら、母親共々通院している内科開業医の受付のお姉さんが「こけし、見つかりましたか」と話しかけてきた。「?」と思って聞いてみたら、その方は数体の「みやここけし」を所有しているとの事で、一体譲ってくれるという。ほんじゃ、お言葉に甘えて。というわけで1000円にて引き取った。こけしの底に作者のサインもある。ラッキー。人形系はタダで譲ってもいいと言われても、必ず幾ばくかで買い取ることにしている。ガラクタ同然に転売するならともかく、仮にも人の家で飾られていたものは、その家の暮らしを長年眺めて「禍」や「幸」をたっぷり引きついでいる「人形」=「形代」=「依り代」だから、金で買って割りきった方が長年の縁が切れて気が楽なのだ。ま、これも古物商のこだわりというかなんというか。人形系はこけしの他にソフビや土人形などいっぱいあるが、ビスクドールはない。一時期イギリスアンティークのシモン&ハルビックの歩行型ビスクドール(14万円ほどで現地購入)を所持していた時期もあったが、度重なる金欠でヤフオクの渦に呑み込まれてしまった。以来、西洋の人形はカテゴリから外したままだ。もう手は出さないだろう。

黄色のデルノート

WINビスタ時代のノートPCをわざわざXPにして、その後セブンを経由してWIN10として使っていた。遅く、もたつくマシンであったが、それなりに使い道があって重宝していた。そのマシンがある日スリープしたまま復活しなくなった。翌朝、再び電源投入で普通に動いていたが、また、突然のスリープ…。そしてまったく復活しなくなった。知り合いの病院に入院させたら、マザーの電池交換をするという。デルノートのマザー電池交換は辿りつくまでの道順が煩雑なので掟破りの専用工具を使うのが早い。過去にこのブログでも交換の手順をレポートした。しかし「どうなってますか?」とメールした時、すでにマシンは解体されいて、組立までに時間を要し、しかも原因は電池ではなかったようで、黄色デルは寿命が尽きた。そんなわけで、今度は楽天のモールからショップを探し中古のパナソニックのレッツノートを47000円で購入。こちらはcpuも2.6ギガ、メモリ8ギガ、SSDで起動も敏速。今までもたついていた作業も軽やか。仕事マシンは旧型のデスクトップXPの自作マシンなのだが、WIN10の時代ともなると対応できないことも多いので最新型も手元に必要だ。とはいえ、新しいマシンで観るのは競馬のレース映像やYouTubeと無料ゲームぐらいのもの。メールの設定も、Googleの設定もしていない。はっきり言って、メールにも依存してないんだよね。いつでもどこでもメール見たり返信したりって、めんどうだしね。各マシンにアカウントつけて受信するより、鯖のウエーブメールならいつでも見れるわけで、会社と自宅でメールに縛られる時代は終わったね。MS-DOSからWIN3.1へ。そしてマックへはまり、ふたたびWIN2000へ。マックに訣別しWIN10へ。もちろんスマホもアンドロイド。「マックで何ができるというのだ」という考えは今でも変わらない。サーバーなどコンピュータのインフラの世界ではWINが数段上だ。