秋のロングツーリング

秋特有の台風が接近していますが本日の降水確率はゼロ、というわけでちょっと遠くまでクラブマンを走らせました。この前ヘッドのベアリング4個を交換したので早めに500キロぐらい走ってオイル交換をしたいので強行なコースを選択しました。今回のコースは宮古を出て山田、大槌と45号線を走り、釜石市に入ったら鵜住居から橋野方面へ向かい、笛吹峠を越えて遠野へ。遠野から340号線で立丸峠を越えて小国へ。小国から川井に抜けて106号に入り宮古へ戻るコースです。行程は約150キロ。この距離をセパハンで走るのはなかなか辛いものがあります。所々で石碑を散策したり、お寺でランチしたりしてゆっくりツーリングしました。お天気は最高で。遠野では革ジャンのファスナーを外して心地よい秋風を堪能しました。宮古を出たのが午前9時過ぎで、ぐるっとひとまわりして食料買い込んで戻ったのが3時でした。行きも帰りも秋の交通安全週間だとかでパトカーや白バイがうじゃうじゃおりました。こんな日は静かに安全運転に限ります。

橋野高炉跡の記念館
冬の難所、笛吹峠
冬の難所、笛吹峠
黄金色の稲とサルビア
黄金色の稲とサルビア
遠野のカッパバイパス
遠野のカッパバイパス
もう有名です。新カッパ淵の妖怪ポスト
もう有名です。新カッパ淵の妖怪ポスト

デモ曲を制作しています

実は8月下旬にヤフオクでzoomのR8を落札しまして。これでいっぱい曲作るゾーと意気込んだのですが、取説段階で文字が小さすぎて挫折してました。が、しかし、やっぱ買ったからには曲を作ろうと最近一念発起しまして、老眼メガネと拡大鏡を駆使して曲を作っています。今時はキューベースやロジックなんかで打ち込むのが普通ですが、直感的というかインスピレーション第一なのはMTRだと思います。メモ的に曲の輪郭を記録できるし、何より手軽でわかりやすい。PCを使うと録音の設定にもって行くまでが複雑で意欲が失せてしまう傾向があります。ま、自分の知識不足ですが、打ち込みで音楽を完成させる気はないので、やっぱアナログに近い機材の方が触りやすいんですね。

さてR8の使用感はまずまずですが、欠点もあります。第一に情報表示窓が小さすぎ、そのくせドットが荒いので読みにくい。英語表示はいいけど、取説に意味ぐらい書いてほしい。取説に索引がないので、操作に手こずるとどこを読んだらいいのかわからない、などなどあるのですが、全体的にはSDカードなのでテープのMTRよりお手軽だし、ひと頃流行った方言ファイル満載のHDレコーダーのような重々しさもありません。操作も各トラックの録音までの道筋を覚えればあとは簡単明瞭です。

そんなわけで夜はいつも遅くまでリズムやアレンジ、エフェクトを検討しているうちに12時を回ってしまい、寝不足気味です。

液晶が小さくて老眼にはつらいよ
液晶が小さくて老眼にはつらいよ
ベースヤフオクで落札できず知人から借りました
ベースヤフオクで落札できず知人から借りました
こんなので録音します
こんなので録音します
黄色いのはノートPCです
黄色いのはノートPCです

クラブマン復活

排気側のカムシャフトを固定しているベアリングが潰れ、シャフトと一体のタイミングギアが暴れヘッドケースに穴があいてしまいました。20年近く止まったままのエンジンを復活させたのですが、復活時からヘッドの異音は感じていました。アイドリング時に「うぉんうぉん」と人がうなるような音がしていました。また、メカニカルのノイズも大きくいつもガシャガシャしていたのも事実でした。

初期型クラブマンはツインキャブですが、通常の並行型のキャブではなく、どうやら片方のベンチュリーがある程度開くともう片方のベンチュリーが開く設計のようです。なんでそのようなまぎらわしい機構なのかわかりませんが、初期型を速く走らせるにはこのシステムがツボです。早い話キャブの特性を生かす回転が必要なのです。そのためには1速、2速で9000回転ほど回すのが必須です。復活当初はエンジンをいたわって5000~7000回転でギアチェンジしていましたが、ここ数ヶ月は9000からレットゾーン手前まで回していましたからさすがにカムシャフト周りにストレスがたまったのでしょう。

今回の修理は壊れた排気側のベアリング両方と、ついでに吸気側の両側の計4個のベアリング交換、オイルフィルター、関連パッキン、ヘッドカバー交換です。ベアリングはホンダ純正パーツを使いましたが、ギア側はプレス機で嵌められているため、通常ならギアごと交換ですが、それだと部品代は排気側だけで2万を越えます。そのためプレス機で古いベアリングを外し、純正パーツのベアリングを再度プレス機でギアにセットします。これなら、ベアリングだけの交換で済みます。オイルフィルターは潰れたベアリングやヘッドケースの残骸がオイルに混じってますから交換です。ヘッドカバーはヤフオクで3500円で磨いた中古パーツを購入しました。

修理を終えて試乗した感想は、なんと静かなこと。メカノイズが消え、今まで聞こえなかったキャブのパワーフィルターの吸気音が聞こえるほどです。回転もスムーズで、以前まで1速9000回転で到達した速度に8000回転ほどで到達します。当然ながら加速感も上がりパワーを感じます。よほど前のカムシャフトではパワーをロスしていたことが実感できます。100キロほど走りましたが、生まれ変わったクラブマンは爽快な走りです。つくづくヤフオクで中古エンジンを買ってエンジンぽん付けしなくて良かったと思っています。

カムシャフトとベアリング押さえ
カムシャフトとベアリング押さえ
細かい金属が付着したフィルタ
細かい金属が付着したフィルタ
壊れたベアリングとガタがあるベアリング
壊れたベアリングとガタがあるベアリング
磨かれたヘッドカバー
磨かれたヘッドカバー
いつもの光景で安心しました
いつもの光景で安心しました

ヘッドのベアリングが潰れていました

クラブマンのメカニカルトラブルをネットで調べるとカムベアリングの不調や潰れなどが多く書き込まれていました。トラブルのパターンや症状もよく似ていたので、おそらくカムシャフトを固定するベアリングの不具合だと思っていました。けれど、エンジンや部品をポン付けするならなんとかなるのですが、エンジン内部となると精通した人にお願いするのが早道です。という訳でこのマシンに久々の命を吹き込んだ自転車屋さんに持ち込んで修理してもらうことになり早朝トラックに積んでドナドナ、ドーナ、ドナと入院しました。結果的に故障はヘッドベアリング・排気右側の潰れでした。修理は今後の故障も見込んで排気側2個、吸気側2個、計4個のベアリング交換とあいなりました。ヘッドケースは溶接も可能ですが、今回はヤフオクで中古部品を落札したのでそちらを装着する予定です。ヘッド交換のような大惨事にならずひとまず安心しました。

ヘッドケースを外しました
ヘッドケースを外しました
左奥のカムベアリングが潰れています
左奥のカムベアリングが潰れています
球が潰れてカムが暴れてたようです
球が潰れてカムが暴れてたようです
カムのギアが遊んでヘッドケースに傷をつけ、穴が空きました
カムのギアが遊んでヘッドケースに傷をつけ、穴が空きました

ヘッドから異音

日曜日、宮古~山田まで旧国道45号線を走って、石碑などを探しました。結局、山田の道の駅まで走ってトイレタイム。ガソリンを入れて釜石まで走る気だったのですが、山田のガソリンスタンドが軒並み休みで、釜石は止めにしてトコトコ戻ることにしました。軽快にブナ峠を越えて豊間根、津軽石を過ぎて、帰りは異人館に寄ってコーヒーでも飲んでいくかな、っと思った時、6速、3000回転ほどで嫌な感じのノッキング、そして異音、心なしかオイルが焦げたような異臭もします。路肩に停めてエンジンを切りオイルを調べようとしたのですがキャップがきつくて回りません。オイルはこまめに点検してるし、漏れたような形跡もないからオイル系の焼き付きではないと思いましたし、異音はしてもエンジンは普通に回るのです。時速20㎞ほどで高浜の異人館へ到着、ペンチを借りてオイルを調べましたが異常なし。その足でいつもの自転車さんへ。その頃はスパトラのマフラーの音もいつになく大きくなっていて、バイクそのものが異常をきたしている状態でした。けれど、やはり異音はすれどエンジンは回ります。結局、そのまま無理せず自宅まで走りました。後日、ネットで調べたらクラブマンのヘッドの異音はよくあるらしく、カムシャフトのベアリング摩耗などが原因とか。ヤフオクで初期型エンジンを探してポン付けするのもありですが、今回はヘッドを開けてみて修理可能であれば修理しようと思います。というわけで、クラブマンは自転車屋さんに再入院となります。

おお、なんってこった
おお、なんってこった

オテライブ無事終了

今年も毎年恒例のオテライブが終わりました。歳とともに演奏やMCはうまくなるのですが、機材搬出・搬入が骨身にしみます。打上のアルコールも手伝って翌日、翌々日はボーッとしていて、足腰の筋肉痛に悩まされました。今回は最終練習から15日も間を空けての本番だったためか、全体にはちゃめちゃでした。各曲で決め事があったのですがメンバー全員忘れてしまい、失敗が目立ちました。ま、こんなこともある、しゃーないさ、と、開き直り打上の乾杯で盛り上がりました。

2014オテライブうにまる
2014オテライブうにまる
ドラマーを整体する
ドラマーを整体する
リハ中のフナダバンド
リハ中のフナダバンド

演奏曲は次の通り

1,旧館れげぇ

2,すぅいんぐせんすぺす

3,かもめはゆくよ

4,三陸観光ブルース

5,約束の日

6,ちょっと不便でちょうどいい ~まんぼこーせーさま

7,ふぉーえばーみやこまち

8,さいならブルース