二ケが帰ってきた

もう2ヶ月以上気配すら消していたニケは4歳ぐらいのオスだ。もちろんサバとら系のニ毛ネコだからニケの名前で、子猫の時からノラとして面倒をみてきた。ノラの寿命は短いから夏過ぎに見かけなくなったニケはおそらく淘汰したのだろうと諦めていたのだが、なんと10月末にひょこっと顔をみせた。懐かしくて前脚を持ち上げてスリスリしたら、お腹もあまり汚れていない。耳はケンカでボロボロだったが炎症を起こしている感じもない。おそらくもっとおいしいエサをもらえる所に流れていて、もしかしたら家の中に入れる状態まで出世したのかもしれない。なにはともあれ無事でよかった。たっぷりドライをあげたけど食いつきもいまいちだっから、もっとおいしいエサを食っているのかもしれない。たまには顔を見せろよと言っておいた。

真崎海岸

まだ薄着で走れる気候だったんで、Gジャン程度をはおってバイクにまたがった。いくあてなどないんだが、最低30キロぐらいは走りたいと思い、久々に旧国道45号を田老方面に向かった。田老なんて自動車専用道の三陸道で行けばすぐなのだが、旧道をとぼとぼ走るのがまた味があってよい。どうせ田老にいくんだったら、久しぶりに真崎海岸にでも行ってみっか。というわけで震災後に開発された高台、山王団地から真崎へ。
真崎海岸といえばまだもう40も前、今と違ってバツのないキレイな独身だった頃、この海岸は一番のお気に入りの海岸だった。この浜にはいろんな思い出があってその思い出の数だけあの頃の女がいる。泳いだりキャンプしたり、夜中にドライブできたり…と色んなことがあった。今ではその時の彼女らはまったく違う人生を歩んでいて自分と真崎海岸にきたことすら覚えていないだろうが、彼女たちの水着姿だけが記憶に残っていて懐かしい。20代の暑い夏だった。
勝手にいい感じの思い出に変換して美味しいとこだけおぼえているってのはちょっとズルいけど、青春というほどではなかったが真崎海岸には思い出が残っている。今は震災後海水浴場としてもあまりメジャーではなくなったけれど、弓なりの海岸線は今でも美しい。そんな海岸と青野滝の明神崎をバックに自撮りで一発。

ミントでモヒート

行きつけのスーパーの産直野菜コーナーにミントがあった。こんな田舎町のスーパーでミントなんて買う人いんのかよと思ったが、ミントのカクテル、モヒートが飲みたくなってつい買ってしまった。ちなみに枝で3本ほど入っていて50円。んじゃライムも買おうと思って柑橘類の売り場を見たら158円…。微妙な値段だ。ま、いいや今回は買い置きのポッカレモンで我慢しようと判断。ライムは見送って炭酸水はウイルキンソンを買った。
モヒートはミントの鮮度がキモ。まずは焼酎用の大きめのグラスに新鮮なミントの葉っぱを入れて麺棒でガシガシ潰し、そこへ氷を投入。すかざずバカルディー、炭酸水、レモンを入れて乱暴にステア。そして一気飲み。うーん、うまい。どこかしらミントからパクチーっぽい匂いが漂う。爽快なミントってカメムシに青りんごを混ぜたような芳香だ。二杯目をあおって、ケチらずライムにすりゃもっと旨かったろうなと後悔した。

MPC beatで打ち込み

なんか無性に打ち込みをやりたくなってYouTubeを見ていたらアカイのMPC beatの動画に興味がわいた。なんせ数年前競馬でちょい勝ちした時にMPK MINI PLAYというミニ鍵盤を買っていたこともあってこれを活用できそうだったので見入ってしまったわけだ。ならばMPC beatをダウンロードして触ってみるしかない。さっそくアカイのHPからダウンロードしたのはよかったが、アカイといってもアカイプロフェッショナルという外国の会社だったので、仕様や説明は100%英語。わけわからん。それでもなんとか最新バージョンをダウンして早速触ってみたがまったくちんぷんかんぷん。それもそのはず手持ちのノートPCの画面ではコマンドが小さすぎて見えないし操作性も悪い。しかも音がヘットフォンでは線が邪魔でやりずらい。そんなわけで知り合いからアナログデジタル変換パワーアンプとフォステクスのAVスピーカーを購入、これによりUSBからアンプを接続、高品位の音が得られた。その後、操作画面は小さくてコマンドも見えないのでフィリップスの28型モニターを購入してHDMIで接続した。MPC beatのためにアンプとスピーカーに22000円、モニタに14800円を支出。おかげで何とか打ち込みができたが今月は約36000円以上の予定外出費となった。こんな時こそ競馬が当たればいいのに、まったく裏目。馬は相変わらず冷酷だ。