頼まれてギター修理しちゃいました

親しくしている某飲食店のマスターから「ギター、壊しちゃって、修理屋ありませんかねー」と相談されました。聞けばかなり酔っぱらって弦の交換をしようとしてエンドピンのポッチを欠いてしまったというのです。ギターはモーリスの6万クラスだそうで、市内某楽器店の閉店セールで買ったそうです。修理は意外と簡単で他の弦を外してサウンドホールから小型のニッパーを持って手を入れ内側から緩め、なんなく外しました。1本不足した白のエンドピンは5本しかないので、先日、シーガルのエンドピンと交換したストックがあったのでそちらを使用。黒いギターに黒のピンですが、かえっていい感じです。

モーリスのケースの中にあったヤマハのライトゲージ1セットを張り替え、作業終了。試し弾きしたら「ざんが。ざんが」と大鳴りしました。けど、パーラータイプのギターに慣れてしまったためか幅広、横デカのドレットノートタイプは私の身体にはデカすぎるようです。

エレガット買いました。今度は演歌でもやろうかな。

先日とあるイベントの取材であるバンドのミニライブがあって、彼らの曲がすごく前向きですごいなと思いました。彼らだってそろそろ30代なんだろうけど、歌詞の隅々にこれからの人生の希望が満ちあふれてて、これが若さであり彼らの個性なんだなと感じました。その点、我々オヤジバンドは地域限定の方言歌や、精神的に追い込まれた暗くサイケな曲ばかりやってて、聴く人を幸せにしているとは思えないな、と反省しました。それでもなんかいい曲できないかなー、と、日々糸口を探しているんですが毎日や仕事や家事に追われるばかりですね。

さて、話は変わって、ガットギター買いました。演歌みたいなブルースをやりたくてヤフオクを物色して見つけました。アリアのエレガット、AMB-50SCという胴がファイバーの生音は捨てたタイプです。もう廃盤モデルで当時は5万ぐらいの定価で実勢価格は2.6万ぐらいだったようです。当初、宮古弁フォーク・うにまるで活動する相方M氏が持ってる6万クラスのMATSUOKAがものすごくいい音なんで、エレガットじゃなくクラシックギターとしてガットの王道・MATSUOKAにしようと思ったのですが、なんと、」ハンドメイドっぽいクラッシックギターって指板やネックにポジションマークがなかったりしてフレットを見て弾く自分はハイポジで弾けそうにないし、またもやピックアップで悩むのもやだしな…と思いネックの薄いエレガットにしました。昨年、シーガルを入手してピエゾを付けたガットギターYAMAHAのCP-400をヤフオクで売却しました。しかし売るとまた弾きたくなるのがギターの魔力なんです。70年代の男らしいカマボコ型ネックだったCPに比べ薄くて弾きやすくピエゾ+グライコ内蔵でカッタウェイのアリアはこれまたひと味違うガットの音です。

届いたギターはまず弦を外して汚れを落とすため少々乱暴ですがマジッ○リンでトップ、指板、ヘッドをクリーニング。指板は前オーナーの手の脂で「ぐえ~」となるほど汚れており、まいりました。それからピアノ用のワックスで磨いてプラグジャックに接点復活剤をスプレー、9ボルトの電池を入れていつものYAMAHA-MS101で音だしチェック。うーん、こりゃライブでもいけるかも。リバーブ欲しいな。