正月はレトロゲームで過ごす

正月は読書と決めているけれど、本読みだけではつまらない。昨年はファミコンで「京都財テク殺人事件」という山村美紗原作のアドベンチャーゲームをやって二日で全クリしたが、今年は暮れにヤフオクで落札したスーパーファミコン「平成鬼ヶ島」という任天堂のアドベンチャーゲームをやった。このソフトは前編、後編の二作に分割されていて、両方にファミコンディスク版で発売された「鬼ヶ島」がオマケで収録されている。まずは大みそかに旧「鬼ヶ島」の主人公の名前つけ場面までやってみたが、もー懐かしいのなんの、特にBGMはかなりチープで当時を思い出す。なんで、任天堂はカセットからディスクシステムへ移行したのか?他社の追従をのける作戦であったのか?結局はフロッピーだから大量の違法コピーが乱立したし、「ゼルダの伝説」で獲得したユーザーも後発ソフトが不作ぞろいで離れてしまう。この時代、テレビゲーム産業は伸び盛りで、各社からハードが発売されたが、人気ソフトを傘下にもつハードのみが生き残った。任天堂はディスクシステムが失敗すると携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」を発売、スーパーファミコン登場までの間を埋めた。スーパーファミコン登場時のソフトはクソゲーだったが、マリオやヨッシー、スト2、FF、ドラクエ、ぷよぷよでヒットを連発した。そんな任天堂がどうして日本昔話のシナリオでディスクシステムの操作性を継承したゲームを発売したのだろう。実際にプレイしてもファンタジー性はあるが、ドラクエをはじめとするRPGの面白さには欠ける。おそらくこの平成鬼ヶ島二作はさほどの売り上げは達成せずに終わったと思われる。とは言え、元旦にはなんとか前編を終わり、後日は後編に突入だ。ヤフオク市場では意外と高値取引されているから、終わったら再びヤフオクの渦に流す予定だ。

自分用のおせち

やたら寒い新年だった。ばばあは大みそかの夜に具合が悪いという。熱を測ると36.8度と微妙な体温。軽く飯を食わせて早々に寝るよう言い聞かせたが、結局は11時ごろまで起きていたようだ。数年前の元旦に救急車を呼んだ経緯もあって、なんかいやな予感がしたが、その時はその時と諦め早めに寝た。元旦は7時起きで国旗を出して、雑煮を作った。それから自分用に作っていた正月料理を皿にのせて、コンビニで買った純米酒をお燗してちびちびと飲んだ。さすがに9時前にばばあを起こし飯を食わせた。年よりは体内時計が大幅に狂っていて眠らせればいつまでも寝るし、夜はそのままにしておくと深夜まで起きている。ある程度で時間をリードしないと食事と排泄のリズムが崩れてしまうのだ。どんどん手がかかり、わがままになりたまったものではない。しかも元旦からパンツは激しくうんこまみれ。もう慣れたが元旦からだと肩が落ちる。

年末年始のトラブル

暮れも押し迫った12月某日、やはりきました電化製品のトラブル。毎年12月から1月は鬼門で色々と物が壊れたりばあさんの体調が崩れたりとトラブル満載の年末年始なのだが、今年は難なくいけそうと思った矢先であった。まずはばあさんの部屋で夜から朝まで稼働するデロンギのオイルヒーターの調子がおかしくなった。液晶表示が点滅せず電源入れなおしてもピーピーとエラー音がするばかり。時間をおいて再トライするも症状に変わりはない。購入して4年目で壊れたか、ま、機械だから当たりが悪かったと思えば仕方ない。しかし、修理に出すにも寒さが到来しているわけで、夜の暖房が止まったらばあさんはおしっこフェスでパンツが何枚あってもたりない。そのパンツを洗うのは自分だからたまったものじゃない。しかたなく量販店へ行って新品を購入。修理に出すことを考え電気は多少食うが格安の物にした。夕方、アナログ24時間タイマーをセットして、壊れた方を別の部屋へ移動して再度チェックしたら、なんと液晶も点灯し普通に動く。原因はコンセントだった。築50年を数える昭和屋敷は何度かの水害に遭遇し床上浸水もあった。オイルヒーターに使用していたコンセントはそんなコンセントだったのだ。そんな要らない出費はダメ押しにばあさん愛用の電気こたつのフレームが折れた。プラ製で経年劣化でパキパキ折れる状態だから直るわけないので、これまた新品を購入で無駄に出費。12月の出費は冬用タイヤなどを含め通常月に比べ7万円を越した。