僕のギター・その1

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今僕が使っているギターはヤマハFG-130です。このギター昨年の暮れに盛岡の中古屋さんで2000円で購入したものです。実はこのギター、僕が中学2年の冬に夕刊配達のバイトとお年玉で初めて買ったギターと同じ型番でして、僕は毎日このギターで拓郎や陽水を弾いていました。今考えるとコードもろくに知らない頃でしたから、ストロークのみのがむしゃらプレイだったような気がします。とにかく高校入試という現実から逃避したくてギターに熱中したのでした。毎日何時間も弾いたもので、フレットや指版はAmの形にすり減ってギターも傷だらけでした。高校2年の時にヤマハから装飾満載のフェルナンデスに持ち替えました。FG-130は従兄弟にくれてやりそのまま捨てられたでしょう。見た目重視のフェルナンデスは痛恨のフレット音痴で愛着はあまりなかったです。その後社会人になって音楽をやるようになってずーっとベースを弾いていましたから、アコギとはご無沙汰だったのですが、この中古のヤマハFG-130に再会してなんだか嬉しくてまたフォークやりたくなりました。FG-130の音はうすっぺらですがバランスは最高です。子供の頃に食べたお菓子やジュースの味が忘れられないように、僕にとってFG-130の音は世間知らずで悩み多き少年時代の懐かしい音なのです。写真はこの次にお見せします…。

あなたもアコギーで公園デビュー

7月13日(日)午前11時に盛岡城跡公園の中津川沿いベンチにギターケースを抱えて集合したのは、おじさんAとおじさんMの二人。木陰に陣取りおもむろ に、ギターかき鳴らして歌いました。通行人は怪訝そうな顔でみますが「ああ、なんかやってるな」という程度の視線をくれて通り過ぎます。そのうち興味あり そうな若者がベンチに座って演奏を聴いていましたが、演奏者があまりにも年上のオヤジに見えたらしく退散。しばらくすると「告知BBS見たよ」という方が ウクレレで参加、そしてまた、ひとり「娘が中津川で遊んでいるから」と演奏の輪に加わりました。彼らが退散するとこんどは「こんなとこで何してんの?」と ライブ関係での知り合いの女性が声をかけてきました。実はかくかく、しかじか…と、企画の趣旨を説明。何か聞かせてというリクエストにオリジナル「べとな むの唄」を披露。午後2時、腹も減り、指も痛くなったおじさん二人は盛岡城跡公園を後にしました。