オテライブは今年で10周年

うにまる
トシとシャンソン歌手
貫禄の小田代直子
シュールな新巻鮭三
黒森神楽の権現舞
飛び入りでピアノ弾く

今回のオテライブは第

10回目の記念大会。ゲストも豪華で内容も多彩だった。まずは、アコースティックうにまるの御座敷清め、次いで宮古の歌姫・小田代直子の民謡と演歌ショー、独特のパフォーマンスを発揮する新巻鮭三のフォーク、盛岡のバーにっか亭で専属のピアニストをしている山崎俊之のピアノとシャンソンのステージ、そしてエレクトリックバージョンのうにまる…と各ジャンルの音楽性を集めた特別ステージを展開した。問題は進行表にない飛び入りのピアノ弾きの女性、黒森神楽権現舞いをどのように嵌め込んでタイムテーブルを構成するかであったが、何とか時間内にまとまった。アクシデントはPAのCDデッキが音源を読み込めず、二度も飛んでしまったこと。うにまるエレクトリックでバンマスがギターの弦を切ってしまったことか。ま、震災や大型台風被害など、思えば長い10年であったが、イベント起ちあげからここまできて、無事に終えて肩の荷がおりた気がする。打ち上げではオテライブの継続を叫んでいたが、実質、我々の時代はこの10回目で終わったと思う。次は、新しい血を入れた若い世代のイベントとして継続することを願っている。

ハーバーラジオ生放送

スポ少の面々、棒読み
会場PAの前川さん
うにねこ顔出し

宮古ハーバーラジオから開局5周年記念の公開生放送の出演依頼がきた。依頼が来たのは7月の末で、締切に追われていたからろくに予定も見ずに、出演オッケーの返事をしたが、8月になってカレンダーを見たら、なんと出演の日はオテライブの日であった。なんと、しかも時間はバンドのリハーサル時間真っ直中。まいった。今回はPAを外注していたから、お昼前に、アコースティックの方のリハーサルを終えてまずは飯食って生放送会場のシートピアなあどへ。軽く打ち合わせして、即、本番。なんとか20分程の番組でしゃべりまくり、ジャンケン大会をやって、会場を後に、また、急いでおてらいぶ会場長根寺へとんぼ返り。着いてすぐ「おまたせ」状態でリハ開始。20分程押して終了。少し休んで、3時には再び買い物へ。母親の夕飯を作るため家へ戻り、4時にはまた長根寺へ。4時半からアコースティックで本番3曲。その後、7時20分からバンドで本番。8時過ぎに終了し、撤収、打ち上げへ。軽く飲んで帰宅。ハードな一日だった。

お盆を終えて安庭沢から害鷹森へ

鉱泉の安庭山荘
砂金が採れそう
一枚の岩で沢が合流
デジカメ、壊す

父が亡くなりもう10年以上も経つとお盆の来客もぐんと減るけれど、とは言え、何人かは必ず来るから家を空けられない。今年からテレビがある台所にエアコンをつけたこともあり、快適に客待ちをして時間をつぶせるのだが、母親と一緒だからテレビでYouTubeのバイク改造やギターの紹介、スケベ動画などみるわけにもいかず、結局はノートPCで原稿を書いたりして時間をつぶした。しかも夕方には夕食の仕度をして仏の御膳も作らなければならない。最終日の16日が過ぎ施餓鬼棚を撤去、やっと普通の休日となったある日、お盆ストレスのうっぷん晴らしもかねてFTRで安庭沢の林道へ向かった。和井内の安庭山荘から沢沿いに林道を走ってできたら害鷹森あたりまで行ってみるつもりだった。害鷹森付近は昔樹木を伐採したままもう木が生えない風衝地だから、そのあたりで昼飯を楽しもうとおにぎりと小さなカップラを買って水筒にお湯を入れ、リュックを背負い、スマホを新しく買った頑丈なケースに入れ勇んで106号から340号をひた走り和井内へ。ここから旧岩泉線の橋梁を潜って安庭沢へ。約7㎞で鉱泉を沸かす宿、安庭山荘到着。写真を撮って林道を行く。道は以外と整備されていてなんなく標高を上げてゆく。中には台風被害で道ごと崩落した箇所もあり仮設道路を通行する所も数ヶ所あった。そしてさらに標高を上げる。長松の滝展望地の義木の見晴台を過ぎておそらくは標高600m付近だろうか、バックホーが道を塞いで止まっていた。その止め方はあからさまに道をとうせんぼするようにアームをのばして「これ以上は通行出来ません」とアピールしてるようだった。しかし、こちらはオフロードバイクだ。なんなくアームとキャタピラの間をすり抜け、腰高あたりまで茂った雑草を分け入ってバイクで進む。だが草が邪魔で地面が見えない。これでは石や倒木、溝などがあった場合とっさに除けられないな…と思った瞬間であった、倒れたまま葉を茂らせた直径20㎝ほどの倒木を前輪が乗り越え、しゃーない「いけぇ」と思ったのだが、後輪は生きた倒木の樹皮でスリップ右側に転んでしまった。転んでゆく草の中には何が潜んでいるか判らない「やっべ」と思った時は完全に倒れていた。しかも右足のブーツがフレームにはさまりバイクを起こさないと抜けない状態だ。足を抜こうと座ったままFTRを起こそうとしたがまったく力が入らない。それでも格闘の末、右足を抜いてやっとバイクを起こし、手でサイドスタンドを出し、ギアをニュートラに戻す。バイクが安定して立つ位置へ移動し、セルを回すとエンジンは掛かった。助かった。ミラーも割れていない(すでに割れているけれど)しかし転んだ記録を残すためスイッチを入れたデジカメはレンズエラー。なんとカメラのレンズ開口部が大きく凹んでいた。カメラは首にかけていたから転んだ時に地面の岩に当たったのであろう。右手親指と中指は突き指。右肘を擦り、肩を打撲、左足の向こう脛打撲で足が腫れた。散々であった。この日はすごすごと林道を下り、1時には自宅に戻った。害鷹森で食うはずだったおにぎりとカップラを競馬中継を見ながら自分の部屋で食べる。情けないやら、痛いやら。