爆弾低気圧で物干し場が水浸し

発達した低気圧が接近し夜半から荒れ模様の天気となった。風も凄くて半ノラのサクラが寝ている段ボールを置いている洗濯干し場にも雨が吹き込んで水浸し。朝見たらサクラの段ボールもずぶぬれで、サクラはどこかへ退避したようだった。雨の中をゴミ出しして戻ったらサクラがずぶぬれで家の玄関の方に行くのが見えた。しかし呼んでも返事がない。出勤時に見たら出窓の下のわずかに乾いた土の上にいた。エサをやったらなんとか食ったので安心した。翌日は段ボールを大きめの段ボールで囲って二重にした。底には発泡スチロールも敷いた。入り口は風が入らないよう小さめにしたのだが、ここに入ったのは二日のみ。あとは屋根に置いたかごに寝ているようだ。しかたないから、入り口を大きくして以前の小屋が見えるように直した。これで入ってくれればいいのだが。ちなみに昼は小屋の屋根で日向ぼっこするのが定番スタイルらしい。猫は気まぐれだから誘導には手がかかる。

水を使わない小便器

キャトルネタが続くが、キャトルの男便所はちょっと変だ。玉木屋時代のトイレはかなり酷使され臭いもひどかったので、その後改装されたのだが、男便所の小便器が隣との境がないオープンなスタイルというのにもまして、用を足したあとに水を流さないタイプの便器だ。形も変だし、実際、環境に優しいとうたっているが水をケチっているだけで、かなり臭くて不潔だ。大便器も何やら金属板が仕込んである変わった便器だ。この便器で用を足したことがないから特徴は不明だが、おそらく環境に優しいトイレであるとうたっていることだけは確かだ。大の方はさすがに水を使わないわけにはいかないから、何らかの細工があるんだろうけど。ま、なんといっても形も変だが色もいまいちだ。人工大理石でやたらエッジが効いていて落ち着かない。正面に眼がある人の視野でも隣の人のチンコが見えてしまう変なデザインの便器だ。この便器ともお別れなので、記念におしっこしてキャトルを後にした。

ハーバーラジオ

かつて宮古弁コーナーの放送で通っていたみやこハーバーラジオのサテライトスタジオもキャトル宮古の中にあるから、ここでの収録ももうすぐ終わる。そんななか、先日、大間ジローさんの配信番組で一緒にうたった、小野寺ともちゃんから、彼女自身がもっているラジオ番組への出演依頼がきた。ラジオはけっこう得意だから、んじゃ、やろうということになって。一気に四週分を収録した。基本は音楽番組なのだが、ともちゃんのフリートークが中心。今回は自分たちがまだ若かった頃に宮古のアマチュアバンド5組で録音してCD制作した「東音活動」から曲を紹介したり、夜バイトで詳しくなったワインやスパークリングの話、映画の話などをした。収録が終わって多くのテナントがいなくなったキャトルの各階を見て回り、閉店セールをしているお店で什器などを物色。あぶなく買いそうになったところで踏みとどまって事なきをえた。危ない危ない。

キャトル閉店へ

その昔、ファミリーデパート玉木屋としてオープンした宮古初の総合商業店舗が、サンホーユー、サティ、などと経営陣や名前を変えながら最終的に、キャトル宮古として復活したのだが、このほど、テナント店舗から発生したコロナ感染のあおりを食って一階のフロアで食品を販売していた「宮ビル」が撤退、それが引き金となって主要テナントが次々に撤退、店舗が閉店に追いやられた。一階の「宮ビル」は宮古の台所とも言われていて多くのファンがいたのだが、他店舗の感染関連で客足が激減した。近くの病院でも「キャトルで買い物した方の来院をお断りします」などの張り紙が出てしまい、食品販売の宮ビルは大打撃。最終的にこの宮ビルの撤退で、店舗としての魅力が激減したキャトルはその後も百均などの有力テナントが撤退、とうとう閉店へ追い込まれた。今後この店舗がどうなるのかは宮古市にとっても最重要課題となるが、下手な手を打つなら借金してでもいいから更地に戻した方がいい。コンクリ建造物の耐用年数は40年。キャトルは築30年を経過しており、10年後は耐震改造が必要となる。地方都市の人口減少と経済低迷の中、もう駅前が一等地の時代は終わっているのだ。

茂市のそば屋で猫に遭遇

茂市のそば屋はスポンサーで毎月雑誌を届けに行く。毎週火曜が定休日って知ってるはずなのについ火曜日に行ってしまう。この日も着いたらのれんが出ていなくて、定休日だった。しかたないからポストに雑誌を入れて帰ろうとしたら、猫が二匹いた。見ればそば屋の主が与えたであろうねこエサの皿が出ていた。猫は半ノラらしく警戒状態だが逃げない。んじゃ、しゃーないエサやりますか。と、車に常備しているキャットのカリカリをあげたら、凄い食いつき。食事中に雄雌の確認をしたら二匹ともタマタマがあってオス同士でした。喧嘩もしないところをみると兄弟でしょう。まだ若い二匹ですが、これからの冬を乗り切れるか、試練ですな。そんでこの冬をこせれば二匹とも立派なオスのライバル同士。ノラの道は厳しいです。

懲りずに、また、タコです

タコ、好きなんです。自分で茹でてますから冷凍と解凍を繰り返してドリップまみれのハズレはありません。塩加減も自家製だから微妙な塩分がやめられまへんなぁ。んで、今回はタコとアボカド。森のバターと言うけれどやたら青臭いぬめーぇっとする歯ごたえのアボカドと、ちょっとしこしこ感のあるタコは微妙な取り合わせ。しかも薬味はネギと青じそ。かなり和風寄りなため、今回はオリーブオイルとビネガー、練りわさびにかつお節としょう油でいただきました。この組み合わせは安定していて味の方はまずまず。触感の差もコントラストがあってなかなか面白い。つーかさ、タコってイカよりアレンジの許容範囲が広い。きっとこれは茹でてあるからだ。イカって鮮度によって臭みとか水っぽさがでるから、安定した水分の茹でたタコってドレッシングの味も安定しておいしいんだと思う。