イワシでペペロン

お手軽イタリアン

青魚、しばらく食っていないから食べといたほうがいいなと思って生のイワシを3本購入した。昔の宮古ではこんなのを金を出して買うなんて信じられなかったが、今はイワシも立派な鮮魚として扱われる一品だ。230円が202円に値引きとなっていたのも購入動機のきっかけだ。さて買ったのはいいがどうやって食うか。魚系は塩を振って焼いて食うのが王道だが、残念ながら自宅のコンロの魚焼き部分は何年も前から壊れていて使えない。網で焼いたら家じゅう何日もイワシ臭くなる。というわけでぶつ切りにして洗い塩を振ってペーパーで拭き小麦粉を振ってフライパンで焼いた。焦がしニンニクと鷹の爪ベースにしょう油で味付け。トマトソースと水で軽く煮込んで粉チーズを振った。一気にイタリアン。ワインはロゼで。台所でしたたかに宅飲み。あとは風呂入って歯磨きして寝るだけ。せめて食生活だけは華やかに…というささやかな抵抗。この気持ちがあるうちはまだ大丈夫だろう。

小豆を茹でる

好みの固さに茹でる
あんこ餅

ずっと前に田老の道の駅で買った小豆がけっこう残っていたから、久々に小豆を炊いた。小豆は赤飯用に使っていて、炊飯前に軽く茹でた小豆を入れて小豆ご飯を作っていた。自分的に宮古風のササゲの煮豆を入れた甘い赤飯は好みではなく、薄口しょうゆと塩のしょっぱい系赤飯が好みだ。そんな固めの自分流赤飯を母親にも食わせていたが、今では寝たきり状態となってはもう固すぎて食べさせることもないだろう。そんなこともあってたんまりある小豆を茹でた。とは言え小豆は茹でた分と同量の砂糖を使うから安易に作ると砂糖の大量消費となるから今回は150グラムとした。前の晩、寝る前に水に浸して、翌朝に茹で方開始。まずは灰汁取りのためたっぷりの湯で沸騰させ15分、湯を切って再びたっぷりの湯で40分、悪灰汁を掬って注ぎ足ししながらある程度まで煮詰め、砂糖、塩、隠し味のしょう油を入れ再び注ぎ足ししながら茹でる。ある程度まできたら火を止めて一旦休ませる。あとは夕方に再び注ぎ足ししなが好みの固さまで茹でていく。ぜんざいなら水分多め、おしるこなら少な目、あんこ餅ならもっと少な目。今回はあんこ餅といちごでいただいた。練乳をかけると甘さとコクが飛躍的にアップ。たまりません。

MPD218

新しい機材としてパッドを購入
こんな環境です

打ち込み鍵盤のアカイMPKmimiにはドラムパッドが8個あって、ソフト上で音を変えるにはバンクボタンを押さなければならない、基本指ドラと呼ばれる「フィンガードラム」のパッドは16個でプログラムされていて、いつも使う必要分を8個にアサインしていれば8パッドでも問題ないのだが、パッドにコードなどをアサインして、プログレッシブでアドリブ演奏する時は8個では足りないのだ。やはり16個、いやもっと欲しい。そんなの鍵盤も使ってやればいいじゃんとも考えるのだがMPKminiの小さな鍵盤ではそう簡単には弾けないし、初期状態のパッドと鍵盤に割り当てたベロシティーの差が大きすぎてリアルタイムじゃ使い物にならない。鍵盤の諸設定は、アカイプロのサイトからダウンできるらしいが、英語サイトであり、そこへ行くだけでも大変だし、さっぱり意味がわからない。こうなったらパッド買うしかない。もともと鍵盤を自在に弾けるわけでもないし、複雑コードはオートメーションの方が楽だし。というわけでヤフオクでパッドを購入。先日ジャンク品のバージョンが古いMPKminiを買って何鍵か音が出ないという失敗もあったから、高めでもなるだけ完動・美品を選んで落札した。そしたら送料無料でまずまずの個体をゲット。早速つないで初期設定を見たら、なんとMPCでのMIDI設定ではMPKminiとMPD218の2機種をusb経由で認識していて、2台とも連動して使えるようだ。さすがにアプリもハードもメーカーが同じというのはこういう時に強みだなと思った。あとは自分のやる気と介護疲れに耐える精神力さえ一段上がればいいのだが。

シンセと白い一日

古すぎてmpcのvstプラグインで読めないのがくやしい

10月に入手したアカイのMPCで面白がって打ち込みをしていたが、年が明けて母親の体調が悪くなりその介護に追われ打ち込みどこではなくなったのだが、何かしないと気がまぎれないので、ループ系の楽曲制作は一旦やめてソフトシンセを使った「音」作りに矛先を変更した。これなら短時間で音を追求し没頭できる。そんな中で入門編としてインストしたのが「Dexed」というFM音源のシンセサイザー。このソフトシンセは、往年の名機とされれるヤマハのDX7をシュミレートしていて各種6個の独立した音源レイヤーを組み合わせて音作りをするものでシンセの基本中の基本の「楽器を作る」感覚が顕著だ。とは言え、既存の楽器の音をリアルに作る時代はすでに終わっていて、今は楽器の音をサンプリングしてデジタル化した音源が使われるのが普通だ。しかしながらFMシンセで音作りするのはかつて70年代中期に鍵盤一音しか鳴らせなかったワンボイス時代からみればかなり未来的だ。巷ではYMOが爆発的に流行って、道行く男はもみあげをカットしたテクノカット。鍵盤楽器はMIDI規格でメーカーを問わず同期する時代が到来、そんな時代にヤマハのDX7が世にでた。そしてFM音源は任天堂のファミコンの音源となってピコピコ音は80年代初頭を代表する音になった。2023年の今、それはレトロな音というよりあえて言うなら、新鮮でもある。そんな音をいじっては一日が過ぎてゆく。まるで小椋佳の歌みたいだ。

2.22はネコの日

ネコとは長い付き合い。おそらくこれからも

2月22日はネコの日だという。そうだからと言って別においしいエサをあげるわけでもないけれど、今まで飼ったネコを思い出してみた。
①シン(しんのすけ)メス三毛
②タマ(一代目)半ノラ オス茶シロ
③タマ(二代目)会社で拾う オス二毛
④タマ(三代目)ペットショップで購入 オス総キジトラ
⑤クロタマ 印刷所の人家で生まれたのを引き取る 交通事故で死去
⑥クロ 崎山で拾う メス黒猫 ウサギ尻尾
⑦スズ 崎山で拾う メス二毛 カギ尻尾
⑧サクラ 半ノラ メス総トラ 去勢されたサクラ猫

この他に会社でエサをやってなついたネコ
ノラコ ノラコⅡ サナコ クロ ニケ セージ めぐせえとーさん

ザッと見て10匹以上のネコとお付き合いしてきた。生まれたばかりの仔猫だったのは崎山の側溝の中にいた「クロ」「スズ」だ。この二匹はミルクをやって一緒に寝て濃密に過ごした思い出の二匹だが、大人の事情で崎山の家に残したまま自分が出てきてしまった。今生きていれば10歳ぐらいだ。
最初に飼ったシンというネコは難産ネコで最終的には避妊手術をした。クロタマは崎山のプールに通っている人の車にはねられた。自分は見ていなかったが、二軒先の家の人からお宅のネコちゃんがひかれたと連絡をもらってかけつけた。子どもを乗せたお母さんの車だったと聞かされた。水泳教室の帰りだったのだろうか。放し飼いだからひかれる方が悪いがひいてそのまま立ち去るってのは悲しいな。
とっ、まぁ、今はサクラが布団の上にいるけれど、昔のネコのことを思い出す今年のネコの日でした。

マイナポイントで騒動らしい

これからはマイナンバーカードの時代だというので、それじゃあと作る事にしたのはもう6年も前だ。その時は将来的に免許証や健康保険証、クレジットカードも併合するという話だったが、結局はコンビニで印鑑証明と住民票が取れるていどの行政サービスがせいぜい実現しただけ。確定申告などの納税の際もカードリーダーなる特殊な機械がなければカードだけでは本人確認が出来ないから持っていても使い道はほぼゼロだった。そのくせ5年過ぎたから更新しろと役所に行くと5年前に登録した3種類の暗証番号を書けとか言われたが、ほとんど使い道のないカードの暗証番号なんて覚えているはずもなく、再来庁など二重手間となった。そんな中で世の中はマイナンバー登録推進のためポイントをくれるサービスがはじまり、熱狂するマイナカード新規組を見ていたら、過去の登録者にもポイントを寄与するサービスがはじまったらしい。その情報を不覚にも自分は知らなかった。ともあれかなり昔からポイントはがめつく集めている自分にとって、こりゃチャンスとばかりに予約を入れて、まんまと1750ポイントを入手したまではよかったが、諸登録を予約した日の午後にぎっくり腰になってしまい、市役所駐車場から受付まで歩くのはかなり難儀した。

ぎっくり腰

ぎっくり腰は何度もやっていて慣れているけれど、今回のヤツは中度程度だった。原因は母親介護。母親はこの冬の寒波で両膝が痛んで歩けなくなった。そのため介護用ベットをレンタルしてリビングにいるのだが、ベット生活になってオムツ交換や着替えなどをベットで介護する際にどうしても中腰になるためかなり腰に負担がかかっていた。せっかく電動ベットをレンタルしたのに作業位置が低いままで介護作業していたり、すでにゴム手袋が汚れていて昇降ボタンが押せなかったり…。
毎日の仕事もほぼパソコンで原稿を書くだけで、昼休みは変な体勢でYouTube見てたりと姿勢も悪いからなおさらだ。母親は老いて小さくなったとは言え30数キロはあるし、ほぼ力を入れない状態だからかなりの重さが腰にくる。今は腰をいたわって母親を動かす時も本人に転がってもらうようにしている。とは言ってもオムツ交換や洗濯は毎日しなけりゃならないから、朝目が覚めてぎっくり腰の痛みを堪えてやっと起きても、いつもの家事はしなければならない、腰が痛いなどと言ってられない。自分が倒れたら共倒れなんだなとつくづく思うが、自分で選んだ道だからこれも仕方ないか。