アルミタンク装着への道②

SR400用のコックを購入しタンクの設置面を研磨してキッチリとパッキンが効くようにしてからクラブマンのタンクを外した。タンクはエンジン載せ替えやキャブの修理などで頻繁に脱着しているから手順は慣れたものだ。ただ、外したタンクには以外にも燃料がかなり入っていたのは失敗だった。
さて純正タンクを外してアルミタンクをフレームにあてがってアタリを見た。うん、いいじゃん。かっけーじゃんと喜んでいたのも束の間、なんとSR用のコックがクラブマンのフレームに緩衝してしまうのだ。コックを生かしてタンクを設置するにはタンクの位置を相当高くするか、フレームの分岐部分を削って補強するしかない。これは大掛かりだ。しゃーないコックは諦めてタンクから直でフィルター経由でキャブというラインしかない。そうとなったら再びコックを外し、落札時に付いてきたコックなしのラインを掃除して再びセット。タンクの後方のボルト止めは部品をワンオフで製作しなければならないので、とりあえずタンクとフレームの間にウエスを挟んでゴムバンドで結束。ガソリンを入れて一路、いつもの自転車屋まで走行し、鉄板でオリジナルステーを製作してもらった。うん、これでいい。やっぱ、アルミタンクはいい。オリジナルが満タンで15リッターも入るので重かったが、アルミタンクは満タンで6リッター。軽くなって心なしか軽快な走りだ。