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見知らぬおじさんから弁当の差し入れ

9月28日のアコギで公園デビューは、前回と同じ盛岡岩手公園中津川べりのベンチで開催しました。この日は中津川の河川敷で、葛巻高原の収穫祭イベントが あり、大勢の人たちで賑わっていました。ステージイベントもあり割れたPAからローカル演歌などが流れていたので、僕たちは毘沙門橋側へ2区画ほど移動。 新たにギター持参で参加してくれた彼を交えて、3人のオヤジ(一人は若いかも)たちは、即席セッションでブルースを演奏し、30代ぐらいの若い夫婦に拍手 をもらいました。その後、NSPのナンバーや吉田拓郎などを演奏したところ「あの頃の曲はメロにもまして詞がいいんだ」と見知らぬおじさんが拍手してくれ ました。おじさんと談笑後、おじさんが好きだという「神田川」がリクエストされ演奏。おじさんは「とても良かった。懐かしかった」と喜んで葛巻高原のイベ ントへと消えて行きました。その後は各自オリジナルを演奏「教訓1」「たどりついたらいつも雨降り」「妹」などのドフォークに道行く人からの拍手や声援を いただきました。そして最もびっくりしたのは、神田川をリクエストしたおじさんが弁当とお茶を差し入れしてくれたことです。元自衛隊のニールセダカ大好き のおじさん、ごっつぉおさんでした。漠然と弾いていても手が痛くなるだけなので、誰でも知っているような曲をやろうということで聖子ちゃんの「あかいすいーとぴぃー」を三人で演奏。即興で歌詞の「四月」を「九月」に変えたのはよかったが、出だしが「春色」のままでした。このほかかぐや姫の「妹」なんかも録音しました。下の再生ボタンを押すと演奏が聴けます。

[60~70年代前半の洋楽と四畳半フォークが好きだという弁当差し入れのおじさん
60~70年代前半の洋楽と四畳半フォークが好きだという弁当差し入れのおじさん

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僕のギター・その1

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今僕が使っているギターはヤマハFG-130です。このギター昨年の暮れに盛岡の中古屋さんで2000円で購入したものです。実はこのギター、僕が中学2年の冬に夕刊配達のバイトとお年玉で初めて買ったギターと同じ型番でして、僕は毎日このギターで拓郎や陽水を弾いていました。今考えるとコードもろくに知らない頃でしたから、ストロークのみのがむしゃらプレイだったような気がします。とにかく高校入試という現実から逃避したくてギターに熱中したのでした。毎日何時間も弾いたもので、フレットや指版はAmの形にすり減ってギターも傷だらけでした。高校2年の時にヤマハから装飾満載のフェルナンデスに持ち替えました。FG-130は従兄弟にくれてやりそのまま捨てられたでしょう。見た目重視のフェルナンデスは痛恨のフレット音痴で愛着はあまりなかったです。その後社会人になって音楽をやるようになってずーっとベースを弾いていましたから、アコギとはご無沙汰だったのですが、この中古のヤマハFG-130に再会してなんだか嬉しくてまたフォークやりたくなりました。FG-130の音はうすっぺらですがバランスは最高です。子供の頃に食べたお菓子やジュースの味が忘れられないように、僕にとってFG-130の音は世間知らずで悩み多き少年時代の懐かしい音なのです。写真はこの次にお見せします…。

あなたもアコギーで公園デビュー

7月13日(日)午前11時に盛岡城跡公園の中津川沿いベンチにギターケースを抱えて集合したのは、おじさんAとおじさんMの二人。木陰に陣取りおもむろ に、ギターかき鳴らして歌いました。通行人は怪訝そうな顔でみますが「ああ、なんかやってるな」という程度の視線をくれて通り過ぎます。そのうち興味あり そうな若者がベンチに座って演奏を聴いていましたが、演奏者があまりにも年上のオヤジに見えたらしく退散。しばらくすると「告知BBS見たよ」という方が ウクレレで参加、そしてまた、ひとり「娘が中津川で遊んでいるから」と演奏の輪に加わりました。彼らが退散するとこんどは「こんなとこで何してんの?」と ライブ関係での知り合いの女性が声をかけてきました。実はかくかく、しかじか…と、企画の趣旨を説明。何か聞かせてというリクエストにオリジナル「べとな むの唄」を披露。午後2時、腹も減り、指も痛くなったおじさん二人は盛岡城跡公園を後にしました。