カルガモを助ける

先日、会社近くのとある交差点でダンプ待ちをしていたら、草むらからカルガモが出てきた。これはカルガモ親子の行進があるかも。と思い車を路肩に止め小型のデジカメを用意して待機した。しかし、様子が変だ。親カルガモがグェグェと啼きながら右往左往しているのだ。おかしいなと思って近づくと2mほどの深さのコンクリート水路にカルガモの子ども8羽が落ちてピーピー啼いている。運悪くダンプの風圧で水路に落ちたのだ。水路は道路から閉伊川まで長い暗渠で真っ暗、垂直のコンクリで飛べない子どもたちは自力で上がれない。しゃーない、情況を見てこのまま見過ごすわけにもいくまい。靴を脱いでズボンをまくり水路に下りた。カルガモたちは侵入者に怯え一塊になっている。しかし、これを掬うタモがない。あっ、そうだと頭の帽子を水に入れカルガモ8羽を無事確保。片手で難儀しながら水路を脱出。地面に帽子を置いてデジカメを取りに戻ったが親カルガモのグェグェが聞こえたとたん8羽は藪に消えた。ま、野生ってそんなもんだ。と、ズボンを濡らしたまま振興局で用達。翌日はバイクで江繋方面の石碑や神社を取材。とある屋敷神を取材した折り、旧端午で祭壇に供えた朴葉に包んだ赤飯を頂く。お昼に立ち丸峠で食えというのだ。これがカルガモの恩返しかと峠で赤飯をほおばった。その足で遠野に下りて山崎の金勢様を撮影して古物を販売するお店を訪問。運良く主人に会い楽しく雑談。後日の約束をして帰路についた。まさかこれもカルガモ?週末は日影町の金勢様の宵宮。景気よく太鼓を鳴らしてきたら、日曜の競馬が当たった。これはイケると12レースに注ぎ込んだが結果は無残。やっぱりね、いつも通りだ。

交差点
交差点
垂直の側溝
垂直の側溝
ここに落ちていました
ここに落ちていました

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