エロ自販機探訪

世の中にはさまざまな自販機があるが、その中でも異色なのがエロ自販機と呼ばれるカテゴ。たいがいは国道沿いの待避所みたいなところに小屋を建ててその中にしまわれていることが多く、その姿を見ることは少ない。売られているのはエロ本やエロDVD、まれに、プレイを充実させるオトナのおもちゃや、寂しい殿方のエロ想像を逞しくさせるガチャの入れ物に入ったエロ下着などもあるようだ。自販機を利用するのはほとんどが男で、しかも、利用される時間は当然ながら夜だ。昔はそんなエロ商品の規制が緩かったためか、自分が若い頃にはそんなエロ本自販機が路上にあったりした。もちろん昼間はガラスにスモークやミラーシールが貼ってあるため、中が見えないようになっており、夜に内部照明が点灯すると、エロ本が浮かび上がるようになっていた。自分の記憶ではかつて宮町にあったドライブイン富士の駐車場にあった。この店は営業時間が深夜に及んだので、その手の自販機が置かれたのであろう。さて、そんなエロ自販機も今やネット上に氾濫するエロ画像に押され需要は激減し、その姿を見るのも珍しくなってきた。そんな昨今、宮古市内には2基のエロ自販機が稼働しており、今回は国道45号線樫内橋袂のエロ自販機を散策した。売られていたのはエロ本とDVDだった。どちらもそれらしいタイトルとそそる表紙だが、当然、ガラス越しだから中を確認出来ない。表紙とタイトルで購買者に訴えるまさに究極の販促方式だ。そして盗難と破壊防止のための鋼鉄のガードが凄い。とは言え、日本だからこんな商売が可能であり、アメリカならずともアジアの小国でさえ、このような方式の販売なら一夜にして商品が盗まれ売上金が強奪されるであろう。近くにはジュースの自販機が二台。かつてこの地区で田舎開発の希望をエサに「やりやがった…」をかましてトンズラした会社の看板。もう、田老町と宮古市は合併して十年以上が経つのに、田老町時代の観光看板もある。そしてエロ自販機の外壁は政治家さんの顔が大写しになったポスターの展示場となっていた。加えて、このスペースは田老地区を走るスクールバスの回転場所であった。ま、ここに来る前に、生徒はすべて降りているんだろうけど。エロ自販機とスクールバスの組み合わせは、いかがなものかと疑問を持ってしまうのだった。次は、宮古の西、花輪橋袂から根市側へ向かったところにあるエロ自販機を探索したいと思っている。(後日調べたが花輪橋のエロ自販機は現在稼働してないようだ。残念、遅かったか)

田老のエロ自販機に立ち寄る
エロ自販機にも政治のポスター
盗難と破壊防止のガード
東京girlsベロcity。泣けるタイトル
こちらは稼働していません
エロ自販機前でスクールバス回転
いやー癒されてみたいですな
東京ビルチ”ングの看板
この橋の宮古側袂にある

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