気まぐれ猫通信 20年春

サナダムシのサナ子
トラ子の子たち三兄弟
ニケが一番体格がいい

変わり者のクロ、無口のニケ、寄生虫がいるサナ子の三兄弟は元気です。この春、クロとニケは雄なんで初の発情期。敵対する勢力と戦って生殖活動に突入です。しかし、周辺にはかつて3匹のお祖父さんになる「めぐせぇ父さん」と名前をつけていた大将がいたころ、いつも虐められていた白黒のセージ(尻尾の毛がなく肉が露出)が、彼女を連れていたり、新たなグレートラの進出などで、雄の勢力図が変わったようです。もちろん昔、エサをやって可愛がっていたノラ子の彼だった「めぐせぇ父さん」、ノラ子、そして3匹を産んだトラ子もその彼も、もういません。ノラ猫界も世代間で淘汰があるのか、別の場所へ流れるのかはノラ猫のみぞ知るです。結局、この三兄弟の中で残るのは雌のサナ子と思われます。雄は猫も人も雌を求めて流れさすらう生き物なのです。あと、寄生虫も雌に多いです。きっと出産に際して、仔猫に乗り移るのでしょう。寄生虫は雄にもいますが、寄生虫にとって発展性は低いので、断然雌に多いのだと思います。きっと雌のホルモンはなにかを感知する能力があるのだろうと思います。自然って人が知らないだけで、しっかりとルールで固められているんですね。

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