雨の彼岸詣で

偲饅頭、これが好きだ
雨降り墓参り
濡れた墓石

個人的で真に申し訳ないのだが、世の中には様々な嫌なことがある。数えればきりがないのだが、その中に雨の日の墓参りというのがあってこれが本当に難儀だ。単に墓を拝みに行くだけなら雨だろうが雪だろうが関係ないのだが、葬儀後の納骨とか雨が降ると本当に酷だ。実際にそんな経験もあるのだが、お盆とか彼岸の墓参りも雨が降るととたんに面倒くさくなる。供え物やら茶や水やら、墓での作業を傘を差して片手が塞がった状態でやらなければならない。ロウソクに火を着けるのも、線香をあげるのもみんな片手だ。やりにくい。しかも、傘を差しても背中とかケツとかが濡れてしまう。今年の彼岸は春分の日を境にもの凄い突風で瞬間で40mを越したもので、そんな日は雨より酷いから墓など行けない。そのため日曜日の午前に墓参りに出掛けたのだが、これが雨。しかも真冬のように寒い雨。つくづく運がないというか、修業というか。それでも家の仏壇にゴハンを供えてから前日に用意した花やお菓子を持って墓へ。一通りの儀礼を終え、寺も詣でて知人を拝んで帰った。春彼岸と秋彼岸、オヤジの命日とお盆で年に4回は墓参りと寺詣りだ。まいったね。本当はそんなに行かなくてもいいんだろうけど、まっ、クセというかせめてもの罪滅ぼしというか。来月は命日か。またカラスが喜ぶなきっと。

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