クビとアタマが坊主じゃんか

猫用ノミ取りリキット
サナ子のノミ取り

トラ子が産んだ三匹の仔猫のうち。まだ会社の近所をうろついているのがニケ(オス)とサナ子(メス)の二匹。クロはいなくなった。自然界に淘汰されたか、事故に遭ったか、愛想がよかったから誰かに拾われたのか。さて、6月末頃、そろそろ暑くなって蚊も出るって時にサナ子のクビの毛が丸坊主になってアタマも耳も所々禿げていた。クビには自分で引っ掻いたキズがある。これはおそらくノミだ。ところで、サナ子の名前の由来はサナダムシだ。いっつも肛門付近に米粒みたいなやつがくっついていたからこの名をつけた。多少の寄生虫は野良猫だから仕方ないが、サナ子の親のトラ子もサナダムシがひどくて、一時、虫下しを飲ませたことがあるほどだ。おそらくは胎盤感染し、同時にサナダムシと猫ノミが寄生虫界で共生関係にあり吸血からサナダムシの卵が移ったりするような気配だ。サナ子はいつも後ろ脚で顎や首を掻くのがクセで、親のトラ子も、その親のノラ子も同じだった。寄生虫の連中は胎盤感染しないオスにはあまり発生していないようだ。とは言え、昔飼っていたオスはサナダムシがいたから、まったくいないということはない。
そんなわけで、さすがに首の毛がなくなるほどノミがいるようなら、なんとかしなきゃならないので、アース製薬の猫用ノミ取りを処方した。このリキットを猫の肩胛骨に垂らしておけば飼い猫ならほぼ1ヶ月効用があるのだが、ノラは1週間程度だろう。それでも処方しないよりはましと思い、まずは一滴だけバッチテスト。翌朝、普通にしていたので。肩胛骨の皮膚へ散布。数日後、毛が生え始め、今はなんとか普通に戻った。3度処方したが、今でも後ろ脚で顎を掻くから、ノミはまだいるのだろう。

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