はじめまして。僕の新しいギターはシーガルです

前回の宮古での公園デビューで使用したギターは昨年の10月にヤフオクで落札したシーガルというカナダのメーカーのギターです。正式には2006年製SEAGULL COASTLINE GRANDというモデルで新品市場売価は6万ぐらいだったでしょうか。ヤフオクでは2万ちょいで落札しました。シーガルのギターはかなり昔に今は無き市内の某楽器店でショーウィンドウ内に飾ってあった8万ぐらいのやつを試し弾きしたことがあって素直な音に「これいいかも」と思った経緯があります。その時は先立つモノがなく購入しませんでした。というよりその時代、シーガルというメーカーはまったく知られていないマイナーメーカーで僕もその名を知らなかったし、カモメだかウミネコだか名前からしてちょっと怪しかったため音はまずまずでもとても買う気にはなれませんでした。あれから数年が過ぎ、ドレッドノートではないちぃちゃなギターが欲しくてヤフオクをうろついていてシーガルのギターを見つけて落札価格が折り合うならいいかも…と思い入札、めでたく落札となりました。小振りなギターは胴が小さい分鳴りに迫力はないのですが、それなりの材料と正目を使ったギターなら小さいボディーならではのチープでいい音が出ます。
さて入手したシーガルグランドですが、前オーナー様はオリジナルのまま弾いていたようですが僕の好みからするとハイポジでの弦高が高めでネックも見た目では真っすくですが弾きやすさから言うと順反り気味でした。というわけで軽く調整してみました。調整箇所は3カ所。まずサドルを削りました(作業は写真の通りです)。削った量は0.5~1.0mmぐらいでしょうか、次いでナットをほんの僅かですが削りました。それから一端弦を張って再度調整で削り、トラスロッドを半回り強(約200度強ぐらい)締め付けました。ネックの状態は見た目、真っ直ぐですが微妙にエビ反った状態だと思います。強いストロークだと6弦がフレットに当たるようですがそこは弾き方でカバー。弦高はぐんと下がってかなりいい感じに仕上がりました。楽器はオリジナル維持も大切ですが何より弾きやすいことが優先です。その楽器と長く付き合うならいい感じに調整してストレス無く弾くというのが優先だと僕は思います。

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