アメフリバナとホタルブクロ

野趣あふれる花の色
白も咲いていました
家ではドクダミが満開
側溝脇に咲いていた

朝。可燃ゴミを出しに行ったら、側溝脇にホタルブクロが咲いていた。白や薄紫のじゃなく、ちょっと毒々しい赤紫のやつだった。心なし筒状の花も長い気がした。子どものころ、アメフリバナという謎の花があった。梅雨の時期に野山に行くと、白い可憐な花が咲いていてこれを摘むと、必ず雨が降るというジンクスがある花で、きっと白のホタルブクロのことだったのかもしれない。側溝に咲いていたのは赤紫というより暗褐色で、その色は高原にうなだれるように咲くオキナグサの色に近かった。子どもの頃は変わった花を見つけただけで大興奮だったものだ。ちなみに子ども時代、通学途中で白色のムラサキツユクサの群落を見つけて内緒にしていた。ムラサキツユクサはエンドウ豆の花に似たような空色の花をつけて、それをトンボが食べると信じられていて「トンボグサ」の名もあった。僕が見つけたのはそのムラサキツユクサのアルビノ(色素が欠落した異端種)だったのかも知れない。ある時、当時の親友だった「正ちゃん」にすげーの教えっからと言って、その白いムラサキツユクサの群落を教えたが、彼はまったく興味を示さなかった。そんなもんだね

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