猫が泊まるようになった

年末年始は相当な寒波が襲来して、さすがに野良猫たちは辛かったようだ。とは言え、会社でエサをあげててる、サナ子とニケはそれなりの逆境を経験しているから正月明けに会社に行ったときに普通にエサをもらいにきた。この二匹の親は二年前に産んだ二代目ノラ子で、兄弟のクロが淘汰脱落したが、残りの二匹は生き延びてきた。その間、サナコは数回の出産をしたが子猫は育たなかった。ちなみに最初に産んだ子猫の父親は、サナコの母親の二代目ノラ子の彼氏だった傷だらけで凶暴な本職風のオス猫で、そいつの血統でグレーのサバトラが三匹生まれた。その後、そのオス猫は淘汰され、現在は別の世代に交代したようだ。おそらくは将来は現在ナンバー2のニケがその座につき会社周辺の野良猫界を締めると思われる。
さて、自宅の二階に寄り付いているのは、ボランティアによって避妊されたサクラ猫の「サクラ」だ。こいつは、正月明けの凄い寒い日に、たまらず部屋の中に入り込みそのまま朝まで部屋で寝てしまった。朝には追い出すのだが、最近は8時ごろに物干し場の窓を開けると、待ってましたとばかりに入ってきて朝までかごに入って寝ている。仕方ないから猫トイレも用意しているが、オシッコはやはり外らしい。いつまで部屋に泊まるのかわからないが、前の家ではずーっと猫を飼っていたから部屋に猫がいるのは悪い気がしない。
ただ、自由に出入りできるようにすると、必ず部屋の中にネズミやらモグラやらの狩りの獲物を持ち込んで、結局は逃がしてしまうという猫のあるあるをやるから自由出入口はつけない。あくまでも鳴き声の意思疎通で出入りしてもらうつもりだ。

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