ネギま鍋

ネギの焦げ目が香ばしい

震災前、自分がまだバリバリの週刊マンガオタクで、メジャー週刊少年誌3誌は勿論のこと、ビッコミ、スピリッツ、ビッコミオリジナル、モーニング、それと月刊ジャンプとマガジンなどを読みまくっていた頃、週刊少年マガジンに「ネギま」というオタオタ系のマンガが連載していてそれなりに人気だった。たまにか読まなかったが魔法使いの「ネギ」少年が女子高でやらかす…ストーリだった。お色気は晩年の少年ジャンプの「ゆらぎ荘のゆうなさん」には到底及ばないが、あの当時、そう2003年頃の少年たちは熱狂していたようだ。ちなみにその時代のジャンプのお色気マンガは「いちご100%」だが、やはり過去の「電影少女」や「ゆらぎ荘…」には及ばない。そんな週刊マンガもあの震災で行きつけの喫茶店が閉店するなど、マンガから遠ざかっているうち読めなくなった。せいぜい頑張ったのはジャンプの「ハイキュー」が最後だろう。まあ、そんなどうでもいいマンガのことを考えながら、ネギのぶつ切りをフライパンで焼いて、昆布だしで温めた湯豆腐にドーンと投入、刺身用のマグロをさっと入れてポン酢でいただく、元祖ネギま鍋をやった。たしかこのレシピ、鬼平犯科帳だったか、それとも仕掛人梅安だったか、とにかく時代劇で見たのを実践したのがはじまりだ。マグロ以外の魚でもそれなりに旨いが、やはり焼ネギにはマグロに限る。錫のチロリで燗をしながら台所でちびちびやるのが、またうまい。

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