キョロちゃんのかき氷

やはりい定番中の定番、イチゴミルクが最高です

今年の夏はあまりの暑さでソフトクリームを何回か食べたのだが、こう暑さが続くとソフトクリーム程度の冷たさでは満足できずとうとうかき氷を食べたくなった。そんなおり、ドラッグストアで介護用品などをあれこれ買っていたら食料品コーナーになんと氷蜜があった。メーカーは井村屋。あんまん肉まんのメーカじゃねーの、こりゃ甘そうだ…と合わせて森永の練乳も購入。かき氷はおもちゃの氷かきで作るのだが、このキョロちゃんは子供時代のものではなく大人になってから骨董屋で購入したものだ。実はまだ母親が歩けた頃、母親の昔の友だちのサナトリゥム結核病棟で仲間だったという方が山形県米沢市に住んでいて、毎年お互いの地域の産物の交換をしていた。山形からはさくらんぼとラフランスが届き、宮古からは生ウニと鮭とイクラを送っていた。とは言え母親が呆けてからはずっと自分がやっていたのだが、一度この老女二人を会わせてやろうと思い母親が元気なことと、自分の車が大きなワゴンだったこともあって2016年に母親と二人で山形へ向かった。ホテルに二泊して母親を友人宅に預け自分は米沢市の骨董屋とリサイクルショップを回った。その時に仕入れた小物やガラクタのほとんどは訳あってほとんどをヤフオクで処分したのだが、なんとキョロちゃん氷かき(タイガー製)が残っていてこれを使ってかき氷が作れるんじゃないかと思ったのだった。さっそく棚に飾ってあったキョロちゃんを洗って一端干して、知り合いのレストランへ持ち込んで製氷機の氷で稼働するかどうかをチェック。そしたら、立派なかき氷が完成。その後は知り合いの喫茶店のテラスでコンビニのロックアイスでかき氷を振る舞ったり、盆前の暑さでへばっていたばあさんにも食べさせた。飾りとして置いてたキョロちゃん、色が赤だったのが幸いして手元に残っていたわけで、酷暑の救世主となったのでした。

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