今年も猫の日

会社の物置で生まれたニケももう立派な成猫。去勢されてます

毎年恒例の222と2が三つ並ぶ、2月22日は猫の日だという。昔、養蚕全盛期の頃はお蚕や繭を狙うネズミを退治するため猫は重宝がられたが、今は猫が人のためにやれることは飼い猫が愛玩動物として人の癒しに役立つぐらいで大半のノラ猫は邪魔者扱いだ。生まれてから一度も人と接触したことがない猫は野生動物と同様で人にはほぼ慣れない。もし慣れたように見えてもそれは食べ物を得るポーズだけで身体を触らせたりはしない。特にメス猫は子を産むという本能から飼い猫でも身体、特におなか周りを触られるのを極端に嫌う傾向が強い。そんなメスのノラ、サクラを飼いならしてベットで一緒に寝るようになるまで2年かかった。今では多少嫌がるがおなかの毛や尻尾、乳首も触らせてくれるようになった。これもまぁ気長な努力の結果だ。動物を飼ったことのない人にはそんなのどうでもよくて、猫とコミュニケーションを取るなど無駄な努力だと思うだろうが日々の暮らしの中に動物がいるというのはけっこうな潤いでもある。餌代とか猫が入り浸っているから泊まりがけで遊びに行けないとかの不便もあるが、その縛りを我慢するのも意外と快感だったりする。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA