親友の墓参り

昨年の夏、同級生で趣味分野での理解者であり、ある意味で骨董の同志でもあった僕の親友が亡くなりました。昨年の8月に僕がオテライブの仕込みをしている時、東名の某サービスエリアで倒れ救急車で運ばれたという知らせが入りました。くも膜下出血でした。レベルは重くその数日後、意識も戻らないまま帰らぬ人となりました。彼とは高校もクラスも三年間一緒で、しかも席まで彼の後ろで三年間を過ごしました。卒業後しばらくした30代半ば頃、ふとしたキッカケでコレクションが似ていることが判明。それからは上京すれば必ず会ってマニアックな店や美術館を巡る日々でした。それから約15年、親交は深まり、亡くなった年もお盆に帰ってきてお互い歳だけど頑張ろうぜと言っていた矢先でした。そして今年もオテライブを終えて、一年が過ぎました。月日の流れは早いものです。そんなわけでとある休日、彼が好物だったトウモロコシと枝豆を持参して墓参りしてきました。海を見下ろせる高台の墓地では、まだ夏のセミが啼いていました。

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