「will viと車あれこれ」カテゴリーアーカイブ

WiLL viの排気管修理

頼りになる昭和老整備士
グラインダー登場
接合部に手こずる
落札した部品が無駄になる
あとはベルトで固定
下回りはヤレている

ウィルの排気音がおかしくなったのは10月頃で、なんかタイコの付け根辺りから漏れている感じだった。タイコは右リアタイやを外さないと目視できないため、面倒くさくて暇なときに見ようとかまけていたが、次第に音が大きくなり、特に始動時のアイドリングが高い状態のときはかなり気になるようになった。仕方ないのでタイヤを外して状況を確認することにした。その結果、マフラーを吊っているタイコ側の前方のステーが錆びて外れていることが判明。吊りが後部のみのため、マフラー接合部に負担がかかり亀裂が入ったように見えた。それではと早速、中古のマフラーをヤフオクで購入、ちなみに2500円だった。これを取り付けるため、昭和の整備士・いつもの中古古市場のNさんの協力を得て寒空の下で作業に入った。しかし、ウィルのマフラーパイプとタイコ接合部は以前に荒業で修理されており、液体ガスケットとコーキング材でガチに固められていて分割できなかった。しかも接合部のバンドのボルトは固着しておりバーナーで焼き最終的にはグラインダーで切るという大作業となった。結局はタイコが外れないのだからヤフオクで買ったマフラーの出番はなし。その代わりモノタロウで買ったマフラー穴を塞ぐガムとステンレスのバンドで接合部を補強し穴を塞いだ。これで何とか排気漏れは修理したが、おそらくは来年の車検までは持たないだろう。再び修理が必要となるか、フロントガラスの傷もあるし、また、車の買い替えをせねばならないか。まったく被災地の道路は困ったものだ。ウィルはせめてあと一回は車検を通したかったのだが。あと、修理後、マフラーのタイコの取り付けゴムブッシュから取り付けアームを外してまた差し込んだ際に排気系のアングルが変わったらしく、エキパイからくる触媒あたりのマフラーの遊びが大きくなって、凸凹道を走るとマフラーガードに当たるようになった。買うのはいつも中古車だから前の修理の状態まではわからないから仕方ない。だって、もう経済的にも新車なんか買えるような身分じゃないからね。きっとまた中古買って一生同じようなことを繰り返すんだと思う。

蟇目のヒマワリ畑

睨まれているようだ
刈り上げとひまわり

先日、川井の北上山地民俗資料館に取材に行った帰りに、蟇目地区のヒマワリ畑を撮影した。来年の8月の表紙用だが、使うかどうかは未定。畑には休耕地を無くそうという看板が掲げてあった。最近のクマやシカの食害は、なんてことはない、民家の周りに藪が多くなった事だと思う。ヤツらは茂みに隠れて僅かずつ間合いを詰めて、民家に侵入するから、対策はヤツらが山から里へ降りるための茂みを徹底的に刈ってしまうことだ。あと、河川の木もそのまま放置するのではなく定期的に伐採して、草を刈ることだ。休耕地が草ぼうぼうになっているのは、野生動物に隠れ家を与えているようなものだ。けど、だからといってヒマワリを植えるってのも、いまいちわからない。

ウイル車検

やられた飛石
車検前日にこれか

宮城県塩釜市の車屋からネット経由で購入した、ざんぎりクリフカットのウイルも購入から二年が過ぎて車検の時期となった。今回はガソリンを入れているスタンドの格安一日車検を受けることにした。車検の前日、新里の宮古市立図書館新里分室に本を返しに行った。ついでにマニアックな本をどっさり借りて帰宅途中に、蟇目の106高規格化トンネル工事現場付近でまさかの飛び石。フロントガラスに傷がついた。飛び石はこれで二度目、知り合いの車を運転中にも食らったから都合四度目だ。前の車のビスタアルデオの時も車検直前で、見積もりを取ったら22万円であった。車検を含めれば30万円を超すことから、アルデオからウイルに乗り替えた。というのに、また、飛び石かよ。と思ったが、アルデオのこともありウイルは車両保険をかけていたのだった。と、安心したのも束の間、車両保険は免責5万円であった。リペアが2万円ちょいだから、ここは自分で修理した方が安いわけで、今回は車両保険を見送った。次の契約では免責0にしなきゃ。つーか、免責0で契約したつもりだったのに。契約書はちゃんと読まなきゃいかんな。

スマホでカーナビ

慣れれば問題なし

こんな感じで使います

電源はこれを使ってます

この前金ヶ崎の帰り、紫波フルーツパークに行く道をロストしてしまい、しかたなくGoogleのナビを使ったけれど、スマホを置く場所がないことと、電源のバックアップがないことが不便であった。そもそも、スマホ契約が筐体持ち込みのため、一定額の掛け放題と契約できず、一定時間を超えると課金されるためスマホ機能はメールと簡単なアプリだけだ。そんな状態だが何かの時は使わねばならないと思い、スマホホルダを買った。ところが台座になるスペーサーがダッシュボードにくっつかない。どうやらwillの時代のダッシュボードの表面が両面テープにマッチしないようだ。しかたないそれならガラスしかないな。という訳でメーター上のガラスに吸盤で固定した。車検時は外せるからいいだろう。だが、付けてはみたが使ってみたのは一度きり。意味ネーじゃん。電源は日産エスカルゴ時代に買ったインバータ内蔵のノートpc用の電源。自動車の中で原稿を書いた時代もあったが、どれもヘボ文章であった。

金ヶ崎町、紫波漫遊記

先日、長く親交のある金ヶ崎町在住の作家さん宅へ遊びに行って来ました。彼も自分も仕事が一段落した丁度良いタイミングだったので、メールでお伺いした翌々日に行きました。別にこれといった用はないのですが、この時期なら帰りに紫波の産直でおいしいブドウなど買えるのでは。という目論見もありました。金ヶ崎へは106号経由で川井から340号へ。遠野に出てそこから釜石道無料区間を経て東和。東和から有料道路で東北自動車道のジャンクションへ。金ヶ崎で降りて4号をとぼとぼ。というコース。willで初めての高速道路etcゲート体験もしました。その日は作家さんが設計したお庭の東屋で肉を焼きながら夕食。その後作家書斎で深夜まで好き放題の歴史談義で盛り上がりました。
翌日は朝食をいただき再会を約束し、今度は4号線を北上。エロ自販機や場末のラブホを散策しながらと思ったのに、エロ自販機ゼロ、ラブホ2軒程度でした。石鳥谷付近から4号線を左折し紫波フルーツパークを目指して適当にショートカット。しかし、道に迷ってあえなく降参。しかたなくスマホのカーナビを起動。なんとか紫波フルーツパークと赤沢産直に到着。ここからさらに大迫方向へ進み峠の駅・佐比内産直へ。ここで、今年で何の因縁か三度目となる「かかしまつり」を見物。今年はトランプと北朝鮮だろうなと思っていたのですが、案の状でトランプかかしは三体もありました。ボルトもあって、去年と同じ人が同じパターンで造っているようでした。ここで、ブドウやリンゴを買っておみやげとしました。仕事ではこの産直裏にある神社・乳神の取材。社や団子を撮影したり、神社の縁記などを調べました。詳細は下記。その後、三時過ぎに帰宅。上の空で夏競馬のフィナーレを見ながら夕食の買い物へ。willでの初のロングドライブが終わり、また、同じ一日がはじまった感じがしました。
『乳神由来』
遠野の南部藩士の女が、お城の乳女(ちちめ)として仕えていたらしいのですが、なんというか、そのふくよかかつ魅力的な乳房が仇となったか、家老と不義の関係となり懐妊し密かに里へ戻されたそうです。女は帰るに帰れず途中の紫波佐比内の外れに庵を設け、そこで物乞いをしながら何とか暮らしていましたが、臨月が過ぎ自力で出産し果ててしまいました。生まれた子も亡くなりましたが母親の乳にすがりつくように死んでおり、哀れに思った地内の者が祠を建てて祀ると、爾来、乳の出が思わしくない婦人が詣でるとその御利益で母乳の出が良くなると評判となり、乳神として信仰されたといいます。

とにかくいい香り。たまりません

三人の首脳。ミサイル持ってます

ボルトと忍者

トランプの頭はダルマを流用

ほのぼの系もあり

乳神祠前の鳥居

乳房型の奉納旗がある社

ピンクがエロい。乳神様饅頭

かぼちゃの馬車

絶壁クリフカットのwillはもう17年前の車だ。そのデザインコンセプトはシンデレラのかぼちゃの馬車だという。あの虐げられたシンデレラの前に現れた魔王使いが手頃な南瓜に魔法をかけて三頭引きの馬車に変えてしまうというあれだ。willはそのかぼちゃの曲線を生かすため独特のカーブデザインで窓もそれに合わせてカーブしている。後部はクリフカットで当初、このデザインが故に洗車機でトラブルが起きたり、運転席からトランク部分の感覚が消失しバックや縦列で後部をぶつけるというトラブルがあった。シンデレラをモチーフにしているから購入は女性が多く、運転もあまり上手でなかったのかも知れない。さて、そんなかぼちゃの馬車をモチーフにしたのはwillだけではないようで、岩手県北バス106急行の腹帯バス停の待合室がかぼちゃの馬車をイメージして作られているのである。これは、その昔、山間部の寒村故、栄養不足から母親の乳の出が悪かったり児童らの栄養が不足したことから、この地に赴任した保健所の指導で栄養豊富で収穫の多いかぼちゃの栽培が推奨され、以来、村民の栄養不足が解消したことから、かぼちゃが村の特産品となった歴史を後世に残すため、かぼちゃの馬車型の待合所を設置したものらしい。写真は待合所にwillを止めて二台の馬車を撮影したもの。そう言えば、昔、新里村の物産センターの食堂にカボチャラーメンってのがあったけど、どうなったのだろう。

馬車と馬車

106急行バス腹帯バス停は南瓜の馬車

106急行バス腹帯バス停にて

屋根に馬車のオーナメント

バス停内部のタイル模様

willオリジナルのキーレス

中古購入時willのオリジナルキーはありませんでした。別になくても困らないけれど、せっかくキーレスの仕組みがあるのだから使えるようにはしたいなと思いました。ただ、ビスタもキーレスだったのですが、年式が古いと電池も大きいため、鍵自体がデカくポケットの中で主張しすぎていたため通常のキーにしていました。しかし、willの場合、ビスタのキー並みにデカいけれど、トヨタの「T」ロゴではなくwillのロゴがあるかわいいキーなので、購入を決めました。キーレスの再発行には、エンジン始動シリンダのナンバーと運転席ドアキーシリンダのナンバー、車検証の車台ナンバーがなければ発行してくれないとのことで、なんやかんや工賃がかさみ、28000円ほどかかりました。3万ぐらいかかると予想してましたが、やはり、高いです。しかもオリジナルではないため、キーに番号は刻印されていません。これを無くしたらまた番号を調べなきゃならないので、請求書に記載されていた番号はちゃんと保管しないと。あと、百均で買った磁石クリップに加え、フックなんかつけて、海岸で拾った流木にs字フックをつけて物干しを設置。こうして密かな改造を楽しめるのも、willのような変わった車ならではです。

オリジナルのキーレス

流木の物干し

マグネットは便利

サングラスもマグネットで

カーステ、設置

音飛びエラー出っぱなしのトヨタ純正カーステレオから、usbストレージでmp3まで聞けるカーステレオに変更した。純正品はカセットテープとのコンビデッキだから、cdのフォーマットも古くcdrやwrに焼いたオーディオデータも読めない。ま、前乗っていたビスタもそうでしたけど。今回は8000円程度のデッキに、空きスペースを埋める小物入れ、ハーネスなどをカーショップでオーダーし取り付けしてもらった。あとスタート時に「カードがありません」と大声で叫ぶETCも、うるさいのでクレジット会社にカードを注文、装着しました。宮古には有料で走行する高速道路はないから、不必要だけれど、あのうるさい声を黙らせようと購入。しかし、カードを挿入したら、今度はスター時に「カードを確認しました」と騒ぐ。うるさいなこれ。あとで何とかしよう。それから、ダイソーで磁石付きのクリップを購入。ドアが鉄板むきだしだから、マグネットがくっついて、何かと便利。配達時の伝票を止めておくには最適です。

磁石のクリップ

マグネットは便利

使う時あるの?

ありがとう、ビスタアルデオくん

ビスタアルデオはそれまで乗っていた昭和の旧車・ビスタセダンが震災の塩水を含んだ泥で腐り始めたため、ネットで中古屋を探し、福島の小売店から購入したもの。車の値段は不人気車ということで12万に、点検整備、ナンバー取得、名義変更、陸送などで42万円でした。この車を選んだ理由は、旧車ビスタが意外と良い作りで、密かに高級車イメージがあったことと、ワゴンだから古物買取なんかで荷物も積めるし、排気量も2000で余裕ありそうだったこと。加えてそのスタイルもそれなりに気に入っていた。しかし、自分がアルデオを買ってから、街中にアルデオが増え始めた。震災後この町では車不足だったし、何より人気がなくて安いから、その時期、中古市場で流通したのでしょう。旧ビスタは震災の日からすぐに車検が切れたけれど、非常時の免除で車検切れでも数ヶ月乗れることになり、この間にアルデオを見つけた。今、2017年だから、結局6年間乗ったことになる。その間、自分の家庭環境も大きく変わり、今は住所も変更し勤め先までも近い。2000ccの大型車などもう要らないのだ。それでも、昨年の飛び石でのフロントガラス破損ひび割れ事件さえなければ、アルデオの車検を再び取っていたであろうが、今となってはしかたないことだ。人生には段落が必要だ。新しい歴史を作るために、willを選択した。ビスタアルデオ、四駆でもないのに、6年間、これといった故障もなくよく走ってくれた。エンジンもミッションもタフであった。20万キロは乗れるであろうが、わずか14万キロでお別れだ。ありがとう、アルデオ、さらばだ。

ビスタ、いい車だった

ありがとうアルデオ

アンテナ修理で第一関門突破

willの納車時なぜかアンテナが出でいて、おかしいと思ったら、アンテナ途中から曲がっていて引っ込まない状態でした。さすがにネット購入の落とし穴です。まさかそんなトラブルが潜んでいようとは。ビスタの時はサイドミラーの塗装の痛みとバイザーの欠落でした。いくら、写真が豊富に掲載されていてもこんなことはよくあることです。仕方ないので、まずはアンテナ折れてもダメ元で、叩いたりハンマーで均したりしてなんとか、だましだましでアンテナ4段目を格納。あと3段目、力わざで押し込みました。ラジオを聞くときは一番細い部分だけを伸ばしてやれば、市内ならなんとか受信できます。それにしても、わざとレトロなロッドアンテナを採用したのでしょうが、これはいけません。いたずらされたり木立に擦ったりしてアンテナが曲がってしまいます。ラジコンみたいで可愛いのですが、デザイン的にはルーフ上の方がよかったと思います。さて、次は音飛びするカーステレオ交換です。なんせ、CDとカセットのコンビデッキですから時代を感じます。しかも、エラー出っぱなし。これでは使えません。こちらはカーショップで取り付け。工賃やハーネス、ボックスなどで15000円ほどかかります。

すっきりしました

これぐらいで充分かも

やったと格納しました

運転席からも視線の邪魔をしない