青春チンポジュウムのこと

売上スリップ入り
青春ギャグ劇画?

ヤフオクでコミックスを買った。タイトルは『青春チンポジュウム』全7巻。原作は子連れ狼、御用牙などでお馴染みの小池一夫、画は神江里見。1970年代後期の劇画タイプの、エッチな青春グラフティーだ。このマンガは当時、劇画・キングという雑誌に連載していたようだが、自分は東京にいた頃愛読していた秋田書店の「プレイコミック」だとばかり思っていた。東京の専門学校を卒業し修業時代を経て宮古戻り、楽器店に勤めた頃にこの単行本を買っていて4巻まで持っていた。勤めていた楽器店は書店も併設していたから、社員優遇で新刊が出たら必ず入手することになっていたのだが、5巻目が出る頃ににはその楽器店を辞めていたのだった。コミックスの形態は少年コミックスよりサイズが大きい大人版。しかも数巻にはスリップが残っているからデットストックであろう。40年近い歳月を経た割りに背も天も日焼けがない。ストーリーは男子中学生三人組みのどたばたと、年頃の性を大胆に描いており面白い。ただ、いくらマセた中学生とは言え、展開が大人びており、しかも台詞は文学的にちょっと古いが、それも時代のご愛敬。あの頃のモノを再び手にする喜びは旧知の親友に会ったみたいで嬉しいです。ネットオークションがある時代に感謝です。

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