ワーゲンとオレ

バンパー外してその気になってる私。若さこそかけがえのない財産です

介護と仕事で毎日追いまわされているけれど、そんな自分にも実は密かな野望がある。それは20代の時にこよなく愛していたビートルにもう一度乗ることだ。写真のビートルは1968年式のType1で1500ccだ。市内の中古車屋で35万で買ってちまちまと整備してかれこれ10年近く乗った。製造から10年以上経っていたから車検は毎年で経費もかさんだが、この車の中毒にかかると、もういけない。ビートル以外の車の選択肢が見えなくなるのだ。とにかく狂ったようにビートルにのめり込んでしまうのだった。しかしそんなビートル愛も水害という災害で潰えてしまった。なんと愛するビートルが水没し電装系がダメになってしまったのだった。あいにくそれを修理するべく資金も底をついておりやむなく転売してしまったのだった。それから色々な車にのってきたのだが、どこかにビートルへのオマージュがくすぶっていてたまにむしょうにビートルを運転したくなる。ならば、思い切って古いビートルを買えばいい。そうだ30万とかのボロ車じゃなく、ある程度レストアされた、あるいはドイツ製ではなくブラジルワーゲンでもいいから、やはりもう一度ビートルに乗りたい。震災で様変わりしたけれど、またビートルであの当時の海岸を眺めに行きたい。長い遠回りしてまた来たぜと真崎海岸の駐車場でポーズをとりたい。150万?200万?軽自動車の新車を買うぐらいで夢がかなうなら、いっそ次の車はビートルにしようかな。写真は22歳ぐらいのオレ。真崎海岸にて。

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