自家製のしそ巻き

しその葉でタレに漬けたニンジンとゴボウを巻く
赤しその葉っぱの塩漬けを戻すときは酢をちょっといれるのがコツ

シソ巻きは元バイト先のレストランのシェフの大好物。彼はイタリア料理が専門だが和食、しかもローカルな田舎料理に関しては相当に疎い。そのくせそんな漬け物系の昔料理が好きなのだ。数年前までは「シソ巻き」(ゴボウ巻き、南蛮漬けなど名称は様々)は普通に売っていたが、近年食品衛生法などで調味料表記などが義務化され田舎のおばあちゃんらが作っていたシソ巻きにもそんな条例が適応された。いなかのばあちゃんの手作りに真空パックだの調味料表記など機械もワープロもないから出来るわけなく、市内老木、山田町豊間根などの老舗ばあちゃんたちは製造販売をやめた。保健所の指導もいいがこうやって昔からの味を消滅させていいんだろうかと思う。仕方ない、売ってないなら自分で作るしかねーべよとなった。幸いにも去年お庭の赤シソを塩漬けしたという人からシソを分けてもらい見よう見真似でゴボウとニンジンをタレに漬けてシソで巻いた。15本ぐらい作って食べて残りはバイト先のシェフに進呈。後日、うんめー(^^)とメールがきた。よかったよかった。

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