身欠きにしんのもどし

掃除してから再び煮てゆく
昆布がくせ者

お正月の定番商品の余りが安売りになっていてその中に身欠きニシンがあった。うーむ、安いのはわかるが調理法がわからない。仕方ない諦めるか…。とそんなふうに思っていたが、身欠きニシンってお正月の昆布巻きだけの需要ではなく、スーパーには年中あって賞味期限が近くなるとそれなりに安売りになっているらしい。何のことはない自分が食べ物として気にも止めていなかっただけなのだ。ならば試しにと安売りになったものを1パック買って米のとぎ汁で一晩戻し試しに圧力鍋で煮てみた。そしたら台所中ニシン臭くなった。それでも煮上がったものを砂糖しょう油で煮てみたら、うむ、なるほどこんな味だったのか…と思う食感でなんとか酒の肴にはなるが骨がイラつく。きっとこれはこれは下処理が悪いんだろう。一晩戻して柔らかくなった時点で背骨や腹骨を始末して食べやすく掃除しなければならんらしい。よし、ならば再度挑戦して、来年のおせちに向けて昆布巻きにしてみようと再び身欠きニシンを購入再チャレンジした。結果はそう甘くはなかった。今度は昆布がダメ。煮すぎてやわやわになってしまった。奥が深いな身欠きニシン。

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